近年、日本の市場を見てみると、自動車よりもバイクの方がEV化の流れが進んでいるように思います。
車よりも新規参入のハードルが低いからでしょうかね?
さて、このブログでも電動バイクってどんな特徴があるかとか、気になってる車種が何かとか、過去にいくつか記事を書いてきました。
[過去記事はこちら]
電動バイクって実際どうなのか?免許区分や価格、コスパについて調べてみた
最近の電動バイク事情がアツい。個人的に気になる電動バイクブランド、XEAM
その中でも最近面白いなと思っているのが、折り畳みのできる電動バイク、BLAZE スマートEV。
実は4年くらい前から既に発売されていたり、上の記事でも車種の例として取り上げてはいるのですが、先日テレビで紹介されているのを見て改めて面白いなぁと思ったのでもうちょっと掘り下げて書いてみます。
ブレイズ スマートEVのここがすごい
以下、公式ホームページに掲載されていたり、見聞きした内容で個人的にすごいと思ったポイントを書いていきます。
持ち運びやすい重さと形状
この車種の1番の凄さは、何と言っても、乗らなくても持ち運びができるというところ。
法規の上では原付に分類されながら、車重はなんと18kg。
折りたたみも数秒で出来るし、輪行袋も公式に販売されているので、背負って移動するとこともできます。
もちろんコンパクトなサイズ感なので、畳んでしまえば小さい車でも積み込むことができますし、車体自体を家の中に保管することもできると思います。
これによって、自家用車とか電車、船などと組み合わせてバイクという移動手段を使えるようになり、行動の幅が広がるんじゃないかなと思っています。
例えば目的地が駅から遠いとか、離島を回りたいとかいう場合に活躍できるのではないでしょうか。(もちろん、電車や船に持ち込めるかは事前確認が必要かと思いますが)

ちなみに折り畳みサイズは全長約600mm / ハンドル部約350mm / 高さ約1200mmとのことで合計250cm以内なので、JR東日本では手回り品として持ち込めるようです。
家庭で充電できる
電動バイクはバッテリーが取り外しできるので、家の室内で充電できるという長所があります。
反面、航続距離が短いとか、充電時間が長いという短所もありますが、上記のように他の交通手段と組み合わせて使うなら航続距離30kmは十分長いですし、充電も使い終わったらこまめにしておけば困ることはあまりないように思います。

インバータと組み合わせれば自家用車内でも充電できますしね。
セキュリティアラーム機能付
バイクとして考えると気になるのがセキュリティ面。持ち歩けるとはいえ、コンビニに寄った時など駐輪しておきたいことも当然あると思います。
そういうときに便利なのが、標準で装備されているセキュリティアラーム機能。
もちろん、過信は禁物ですし盗難防止には物理的なロックをかけるのがベストですが、この機能がついていることで悪戯などの未然防止には役立つと思います。
ディスクブレーキで安心の制動力
普通の原付スクーターだとドラムブレーキであることも多いのですが、スマートEVは前後両輪ともディスクブレーキ搭載で、制動力も十分です。
ブレーキ性能は安全性に直結するので、しっかりしてくれているというのはありがたいですね。
クルーズコントロールまでついている
あまり長距離航行向きのモビリティではないので、正直これは必要かどうかわからないのですが(笑)、オートクルーズ機能(いわゆるクルーズコントロール)がついています。ちょっと面白いなということで挙げてみました。
しかしながら、これがついていることで多少は疲労を軽減できるのでは、という気はしますね。
まとめ
つらつら書きましたが、要するに、BLAZE smartEV はこれまでのバイクよりも新しい使い方ができそうなモビリティだと感じています。
利便性や機能が充実しているうえ、価格はなんと16万円台と、一般的な原付に比べてかなりリーズナブル。
特に、普段あまりバイクに乗る機会がない方にこそメリットがあると思うので、気になる方は移動手段の選択肢として検討してみてはいかがでしょうか。
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