私自身の渡米まであと2ヶ月を切り、色々と準備が進めています。
先日はアメリカ非移民ビザ発行のため、大阪にある総領事館へ手続き(面接)しに行ってきました。
(後日談: 渡米後にいろいろ実施した手続きはこちら)
今回は、アメリカビザ申請手続きの一連の流れと、実際やってみて感じたことを書いていこうと思います。
面接予約までの流れ
パスポート更新・取得
そもそもですが、ビザ申請の前にパスポートを取得していないといけません。
うちの場合、子供がパスポートを未取得だったこと、妻のパスポートが赴任期間中に期限が切れてしまうことから、2人の分を発行(更新)しておく必要がありました。
代理人でも申請はできる
パスポートの更新や発行の申請は自分の住む自治体の市役所で行えるのですが、平日しか申請しに行けないのが会社員の難しいところ。受け取りは本人でないといけませんが、申請は代理人でも出来るので代わりに行ってきました。
ただ、申請書に本人の自署欄が幾つかあるので、用紙を取りに行くのと記入して申請するので2回行かなければいけないのが地味に面倒でした。。
赴任準備なら早めに申請すべし
申請してから受け取れるまでは1週間程度かかるので、ビザの面接予約や発行にかかる時間を考慮すると、赴任の3〜4ヶ月前には申請しておいた方がよさそうです。
書類の準備〜面接予約
海外赴任に際して、ビザの申請に必要な書類は
- 職務経歴書(私の分だけ)
- DS-160ビザ申請書(全員分)
- 戸籍謄本(原本、1通)
- ビザ用の顔写真(全員分)
でした。基本的に手続きは代理店を通して行うので、私がやったことといえば指定されたフォーマットに書いて提出するだけでしたが、上記の書類を事前に現地の弁護士事務所に提出して内容を確認してもらい、その上で面接会場に持って行くという流れでした。
記入する項目が中々に細かい
このDS-160ビザ申請書ですが、けっこう詳細に書く必要があります。
中学校以降の学歴だとか職歴に加え、過去5年間で使用したメールアドレスやSNSアカウント名なども記載する欄があったのには驚きました…。
準備に2ヶ月くらいかかった
書類を代理店に提出してから面接までおよそ1ヶ月くらいでしたが、平日昼休みや土曜日など、合間を縫って市役所や写真館に行ったりしていたので書類の準備に1ヶ月くらい費やした気がします。この辺は早めにやっとくに越したことはないですね。。
領事館での申請と面接
愛知県の場合、面接は大阪の総領事館で行うようです。
調べてみると、東京・大阪・福岡・札幌・那覇での申請および面接が可能なようです。確かにそれなら大阪か…
領事館入場から面接まで
領事館の入り口には警備員が数名立っており、予約の5分前にならないと入れないとの事でした。なので外には面接待ちの人が並んでました。
入る際にも荷物など身体検査をされ、携帯の電源も切った状態で持ち込むなど、セキュリティは厳重なようです。
ちなみに、持ち込める荷物は最低限とのことで、申請者類、パスポート、ベビー用品と貴重品以外は最寄駅のコインロッカーに預けていきました。
ゲートを潜ると申請窓口に案内されるのですが、時期的なものなのか、長蛇の列。。結局、手続き開始できたのは予約した時間の30分後。待ち時間に耐えられず子供が飽きて暴れてしまったものの、最低限の荷物しかない上スマホの電源も切っているのでポスターや外の景色を見せながらあやすことしかできず苦労しました。。小さめのおもちゃとか持っていけばよかったかな…
面接で聞かれる項目
子供に気を遣ってくれたのか、面接自体はだいぶあっさり終わりました。
事前に聞いていた話だと、
- 勤続年数は?
- 向こうでどんな仕事をするのか?
- 年収どれくらい?
とかを英語で受け答えする感じだったようなのですが、実際聞かれたのは
- 勤続年数
- 子供の年齢
ぐらいで、しかも日本語。気を遣って英語で返してしまって変な感じになってしまいました。笑
ビザ申請手続きを通して感じたこと
時間がかかるので、準備は早めに済ませておく
上でも少し書いてますが、書類準備から面接まで数ヶ月単位でかかるので、できるだけ早めに準備しておいた方が良いです。
写真撮って書類書いて面接予約して…と書くとあっさりな感じもしますが、書類に不備があると修正するのに時間もかかりますし、パスポートみたいに手に入るまで時間がかかるものもあるので。
面接当日は時間に余裕を持って行動する
面接には愛知から新幹線で向かったのですが、運悪く席を取っていた便がトラブルで遅延しており、やむなく別の列車に乗ることになりました。
私たちの場合は、たまたま前の便も遅延していて私たちが乗るはずだった便とほぼ同時刻に発車だったのでほぼ予定通りに着けたのですが、もう少し遅れていたら面接時間に間に合っていなかったかもしれません。
どの程度遅れを見越すかというのは難しいところですが、30〜60分前ぐらいには領事館に着けるぐらいの余裕を持って行動した方がいいかもしれません。(入れるのは5分前でしたが)
コインロッカーの情報を調べておくとよい
面接時、領事館に持ち込める荷物は最低限のものだけなので、それ以外の荷物は最寄駅のロッカー等に預けておく必要があります。
大阪の領事館の場合、メトロの淀屋橋駅か東梅田駅が近いので、そのあたりでコインロッカーがあるかを事前に把握しておいた方が良いです。
ちなみにうちは東梅田駅の改札前にあるロッカーを使いました。Suicaで支払い・Suicaがカードキーになるタイプなので、現金をいちいち出したり鍵を持ち歩いたりしなくて良いため便利でした。
まとめ
アメリカ赴任に際して、非移民ビザの発行手続きの流れと実際に手続きしてみて感じたことを書きました。
非移民ビザについては色んな種類があるので、人によって細かな申請方法は違うかもしれませんが、多少は参考になるのではないかと思います。
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