先日、フライト中に記事を書いていたわけですが、あれから無事にデトロイト空港へ到着し渡米完了しました。現在はアナーバー市内のホテルに滞在してます。
今のところ、アメリカはPCR検査の陰性証明(陽性になった場合は回復の証明)とワクチンパスポートがあれば特に隔離期間なしで入国できるので、到着翌日から普通に仕事してます。
といっても、まずは生活環境を整えるための諸手続きがいろいろあるので、そのオリエンテーションが殆どでしたが。。
ひとまず1週間が終わったので、ここまでのまとめとして
- 米国到着後に行うべき手続き
- 街の様子(日本との違いなど)
- 持ってきてよかった or 持ってくればよかったと思うもの
あたりにフォーカスして書いていこうと思います。
Contents
米国到着後に行うべき手続き
大前提として、旅行ではなくビザの発給を受けて滞在することを想定しています。
I-94の確認
入国が許可されると、ビザの欄にビザ種類と日付(滞在期限)が書かれ、I-94というデータベースに登録されます。I-94はWeb上で必要事項を入力することで確認できます。
基本的に、I-94に記録される滞在期間は入国から2年となっており、この期限を過ぎると、たとえパスポートやビザの有効期限が残っていても不法滞在となってしまいます。
ただ、期限切れの前に一時帰国などでアメリカを出国した場合、再入国の日から2年が新しい期限となる(発給されているビザやパスポートの有効期限が2年以内の場合はそちらが優先される)ため、2年間1度も帰国しない限り、基本的には懸念はありません。
ただ、この日付というのは入国審査官が手打ちで行うため、ヒューマンエラーで正しくない日付が書かれてしまうことがあるそうです(実際に、過去の日付を書かれたりした事例もあったとか)。。
それに気づかずに過ごしてしまうと、書面上は期限切れなので不法滞在になってしまいます。
また、記入間違いが発覚したとしても修正にかなりの時間を要するらしいので、早めに確認しておいたほうがいいようです。
在留届の提出
最寄りの日本領事館に、自分の連絡先や滞在先などの情報を在留届として提出する必要があります。
提出は郵送でも可能ですが、こんなご時世なのでWeb上での提出が便利だと思います。
補足として、住所変更時には住所変更届を出す必要があります。
また、帰任時には帰国届、現地で子供が生まれたら出生届を出す必要があります。
USCIS Form AR-11 の提出
USCIS(アメリカの移民局)にも在留届のような住所情報を登録する必要があります。



アメリカでは入国や転居から10日以内にAR-11に登録する義務があるようで、怠ると200ドル以下の罰金、もしくは30日以下の服役となるそう。家族が赴任してきたときも、一人ひとりに対して登録が必要になります。
SSNの取得申請
アメリカ国内では、SSN (Social Security Number) が非常に重要となります。
これがないと州の運転免許の発行、銀行口座の開設ができないので、かなり不便になります。
しかし、コロナ禍の影響で申請窓口が大変込み合っているらしく、申請から発行までに数か月かかるといわれています。
また、I-94の情報がSSO (Social Security Office) にリンクされて初めて申請が可能になる(リンクされていない状態で申請すると、不法滞在の疑いがかかってしばらく政府関連の申請ができなくなる)ので、入国から10日ほど待ってから申請したほうがいいようです。また、赴任者の配偶者がSSNを発行する場合には、婚姻証明(日本だと戸籍謄本)が必要になります。
運転免許の発行にも必要になるので、配偶者が赴任する際は戸籍謄本を2部持ってきたほうがいいと思います。
生活環境の整備
これからですが、下記の手続きを自分で行う必要があります。
- 住宅探し
- 子供の預け先(Nursery)探し
- 銀行口座の開設(SSN発行後)
- 州免許の取得(SSN発行後)
運転に関しては国際免許がありますが、基本的にミシガン州では移住後ただちに免許とらないといけないようです。
とはいえ、SSNの発行に時間がかかるのでしばらく無理なんですが。。
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