機械式駐車場に入る、実用的ファミリーカー

クルマ
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我が家の駐車場は機械式ということで、入れられるクルマのサイズに制限があります。

以前から、うちの駐車場に入るサイズでいいクルマないかなぁという記事をいくつか書いていますが(例えばこちら)、今までは走りが楽しめるかどうかを重きに置いて選んでいました。

ただ、私自身が子供を乗せて移動する機会が増えてきたり、昨今の情勢を鑑みると「趣味性」だけでなく「実用性」を重視して考えるのもありだなと思ったので、今回は「ファミリーカー」としての機能を重視して考えてみます。

ファミリーカーに求められる機能とは何だろう

そもそもですが、ファミリーカーってどんな車が向いているんでしょうか?

ファミリーカーの主な使い方としては、

  • 家族で出かける(複数人で移動)
  • 子供の送迎
  • 買い物したものを積みこむ

といったところでしょう。

では、上記の使い方をする上で何が求められるのかをざっくり考えてみると、大きく下記の3点に集約できるのかなと思います。

室内の快適性

運転者だけでなく、助手席や後席に人を乗せて移動することを考えると、移動中の快適性がどうかを考慮する必要がありそうです。

例えば、室内空間の広さ、シートの座り心地(長時間座っても疲れにくいなど)、静粛性などがここに繋がるかと。また、足回りもガチガチに硬いスポーツカーみたいなものではなく、比較的柔らかく、路面のショックを吸収してくれるようなものの方が実用的には良さそうです。(ここは好みが分かれるので、趣味性とのトレードオフになりそうですが)

積載能力

コストコなどの大型スーパーやホームセンターなど、買い物先によっては荷物が多くなってしまうこともあるでしょう。そうした時でも荷物が充分積み込めるスペースがあると安心です。

また、スノーボードなどのレジャーでは用具が結構場所をとったりするので、そうしたものを積み込めるだけのスペースがあると、行き先によらず使いやすいかと思います。(ルーテシアにスノボを積むのは相当キツかったのでこれは実感としてあります…笑)

乗り降りのしやすさ

子供や年配の方を乗せる機会が多い場合は、ステップの低さなど乗り降りのしやすさも重要なポイントになるかと思います。

この点では、SUVなど車高が高めのクルマは不利になりますね…。

まぁ、今回のように駐車場サイズの制約内で探す場合、高さの制限を満たすSUVはだいぶ限られてきますが。

実用的なファミリーカーにおすすめの車種

大前提として、機械式駐車場の制約(高さ1550mm、幅1800mm、長さ4900mm)を満たす範囲で車種を選んでいます。

また、選出に当たっては、主に上で挙げた3つの観点でチェックしています。

ホンダ シャトル

引用元: https://www.honda.co.jp/SHUTTLE/

居住空間 4.0
積載性  4.0
昇降性  3.0

いきなりですが、個人的には暫定1位です。選出のポイントは下記。

車格の割に後席のスペースが広い

引用元: https://car-me.jp/reviews/articles/13914

シャトルのサイズは 全長 4,440 mm x 全幅 1,695 mm x 全高 1,545mm (2WD)ということで制約内に収まるサイズになっていますが、わりとこのサイズ感だと後席の足元が狭くなりがち。

ですが、シャトルは他車種と比べて後席の足元スペースが広く取れているほか、後席がリクライニングできます。(こちらの記事参照。外部リンク)

シートアレンジ次第で広々とした空間が確保できる

引用元: https://www.honda.co.jp/outdoor/stay-car/shuttle/

後席を倒すと大人1人が寝転がれる程度のスペースが確保できるので、ある程度大きな荷物も積み込むことができますし、車中泊のスペースとしても活用できます。

ちなみに、車中泊する際、天井が低いと起き上がった時に窮屈になってしまうのですが、シャトルでは高さが十分に確保できるためそこまで窮屈感を感じないという点も嬉しいところ。

地上高がそこまで高くない分乗り降りしやすい

後に紹介する2車種と比較すると、シャトルの最低地上高は130mm(2WD)と低いため、若干は乗り降りしやすくなっていると考えられます。


ちなみに、シャトルにはガソリン車とハイブリッド車のグレードがありますが、個人的にはハイブリッドの方がいいと思います。勿論、燃費がいいからというのもありますが、主な理由は「MTモードが付いているから」。

ガソリン車はCVTでMTモードは付いていないのに対し、ハイブリッド車は7速DCTが乗っており、パドルを使ってのMTモードが使えるので、エンジンブレーキを使って減速することができます。

この辺は快適性というより操作性に関わる部分なので上では挙げませんでしたが、個人的には気にしていたポイントです。

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