先日、新車で買える国産MT車を紹介しました。
(該当記事はこちら)
一方で、最近では輸入車を選ぶ方も増えてきているように思います。
(かくいう私もいま乗っているのは輸入車なので…)
ということで、今回は輸入車でMTの選択肢があるものを調べてみました。
ルノー
メガーヌRS
引用元URL:
https://www.renault.jp/car_lineup/megane_rs/gps/index.html#MT
2019年11月現在、FFの中ではニュルブルクリンクの世界最速タイムを持つクルマです。ホンダのシビックとタイム争いをしていることで有名ですね。
個人的に、次に乗りたいクルマNo. 1です。笑
トランスミッションはDCTとMTの選択肢があります。サーキットのタイムを狙うことを考えればDCTのほうが有利かもしれませんが、やっぱり操る楽しさを感じたい人としてはMTがいいですよね。
トゥインゴGT
引用元URL:
https://www.renault.jp/car_lineup/twingo/gt/index.html
トゥインゴといえば、メルセデスのスマートと兄弟車(同じ工場で製造)のコンパクトカーです。
この車格でRRというのも珍しいですが、そのスポーツグレードにはなんとMTの設定があります。可愛らしい見た目のわりに走りは結構キビキビしているようで、軽快に走り回るには楽しそうなクルマです。まぁ、なにぶんコンパクトなので人を乗せるにはあまり向きませんが…。
ルーテシア ゼン
引用元URL:
https://www.renault.jp/car_lineup/lutecia/gps/index.html#ZEN-MT
私の愛車であるRSにはDCTの設定しかありませんが、もっともリーズナブルなグレードであるゼンにはMTの設定があります。
直列3気筒の0.9Lターボエンジン+5MTということで、街乗りメインとして考えれば十分だし、車体も他のグレードより安いし、排気量も小さいから税金も比較的安いし、日本向きな仕様だなあと感じるいい設定なんですが…
私の場合、長距離航行をすることがわりと多く、しょっちゅう高速道路に乗る機会があったので、ちょっとこれだとパワー不足かな、というのもあってRSにしました。
ちなみに、フランス本国では新型ルーテシアのRSLineというグレードに対して1.5リットルディーゼルターボ+6MTの設定があります。羨ましい。。
カングー ゼン
引用元URL:
https://www.renault.jp/car_lineup/kangoo/gps/index.html#ZEN6MT
ルノー車のなかで最もポピュラーな車ではないでしょうか。ちょいちょい限定カラーが出るので、非常にいろんなバリエーションがあります。
そんなカングーには6MTの設定があります。スポーティに走るクルマではないかもしれませんが、車内は広く、乗降りもしやすいためファミリーカーとしてもオススメです。日本で人気なのもその辺が要因なのかもしれませんね。
BMW
M4クーペ
引用元URL:
https://www.bmw.co.jp/ja/all-models/m-series/m4-coupe/2017/pricelist_technicaldata.html
4シリーズのクーペモデル。直列6気筒、3.0Lのエンジンに6MTという組み合わせです。パワーは十分、デザインもカッコいい(クーペの造形っていいですよね)…!
でも価格は1200万円〜と、庶民にはちと高いです。。憧れますけどね。
MINI
ミニ ワン、クーパー、クーパーS (3ドア)
引用元URL:
これらの車種には3ドアと5ドアのタイプがあるのですが、3ドアの方のみMTの設定があります。
昔から人気のある車種で、ハンドル操作に対してダイレクトに反応してくるのが(ゴーカートフィーリングとも称されるくらい) 特徴と言われています。
なのでコーナリングも軽快にこなせるクルマです。5ドアのクーパーとクラブマンは乗ったことあるのですが、確かにステアリングの反応が良く、けっこう軽く曲がれるな、という印象でした。
フォルクスワーゲン
Up! GTI
引用元URL:
https://s.response.jp/article/2019/02/13/319082.amp.html
結構意外なのがこの車種。街中でも比較的よく見かけるクルマですが、GTIには6MTが載ってます。
走りもさることながら、オーディオやリアカメラ、衝突安全装置などの装備もしっかりしているようで、わりと至れり尽くせりなクルマかもしれません。その辺が人気の理由なんでしょうかね。
ジャガー
F-TYPE
引用元URL:
https://www.caranddriver.com/jaguar/f-type
クーペタイプのスポーツカー。V6, 3.0Lのエンジンと6MTが搭載されています。
F-TYPEにはコンバーチブルのモデルもありますが、そちらにはMTの設定はない模様。需要の違いでしょうか。
シボレー
corvette GS
引用元URL:
https://m.chevroletjapan.com/cars/corvette-grand-sport/model-overview.html#.XdoWGMBcWaM
スポーツカーとして有名な車種です。6.0LのV8エンジンに、なんと7MTが搭載されています。MTで7速って相当珍しいですが…操作性はどうなんでしょうね。
8ATと7MTの選択肢があるようですが、ギヤ比とデフ比の関係からいくと、7MTのほうが最高車速が高そう。(MTのほうが最高ギヤ段の変速比×デフ比の値が小さい)
それにしても6リッターのV8って凄いですね。大排気量すぎて税金すごそう(小並感)
アバルト
ABARTH 595
引用元URL:
https://s.response.jp/article/2019/02/28/319619.amp.html
フィアット500をベースに、スポーツ向けチューニングした車両。トヨタでいうGR sportみたいなもんです。
直4 1.4Lターボエンジン+5MT という組み合わせで、車重の割に高パワーなエンジンを積んでいるので加速は良さそうですね。
ABARTH 124 spider
引用元URL:
https://s.response.jp/article/2018/09/04/313639.amp.html
こちらはマツダのロードスターとプラットフォームを共通化した車両。6MTの設定があります。
エンジンやボディが違うとはいえ、元はロードスターと考えてしまうとわざわざこっちを買わなくても…と思ってしまいますが、そこはデザインや内装の質感をみて、好みによると思います。
ポルシェ
911 GT3
引用元URL:
https://www.porsche.com/japan/jp/models/911/911-gt3-models/911-gt3/
ポルシェの911といえば、ニュルブルクリンクのタイムでもトップクラスに位置するスポーツカーです。個人的にはこち亀の麗子が乗っていたクルマ、って認識のほうが強いですが…笑
まとめ
気になったのでざっと輸入車も調べてみましたが…
国産車が普通のグレードでもMT車が増えているのに対して、輸入車は今のところ高級車、および高級グレードの取り扱いが多い印象を受けました。国産車ではあまり高級車に対するMTの取り扱いがないので、その辺が棲み分けになっているのかもしれませんね。
ただ、国産でMTの取り扱いが増えているということはそれだけ需要が増えていることだと思うので、それを受けて輸入車にもMTの設定が増えてくるかもしれません。
そうなってくれると個人的には嬉しいですが。笑