ほとんどの人にとって、クルマを買う、というのは普段の生活ではすごく大きなお買い物。
それと同時に、地方に住む方にとってはクルマは移動手段としてとても重要なものになってきます。
だからこそ、後悔しないようにいいクルマを買いたいですよね。
しかしながら、買うと言っても予算が気になる、という方は少なからずいると思います。(私もそうだったので)
そこで出てくるのが中古車を買うという選択肢。
新車よりも購入価格を抑えられるのでありがたいのですが、買うときに気をつけておかないとボロボロのクルマを買ってしまってすぐに修理に出す羽目に…なんてことにもなりかねません。
そこで今日は、中古車を買うときに確認しておくべきポイントを紹介します。
ポイント1:修理歴の有無
カーセンサーやgooなどで中古車を調べると色んな情報が掲載されてますが、なかでも注目すべきは「修復歴」。これは、過去に車体のフレームを修復したことがあるかどうか、という情報になります。一般に修理歴があるクルマは価格が安いことが多いですが、大きな損傷から修復してたりするとその分、購入後に不具合が起こるリスクはあります。
なので、修復歴があるクルマに関しては、どの程度の損傷を修復したのか、どの箇所を修復したのかを販売店に確認しましょう。
たとえ価格が安くても、修復歴の詳細についてきちんと確認できないのであれば、故障のリスクもあるのであまりオススメできません。逆に、軽微な損傷からの修復であれば、割安で買えるのでお買い得と言えるかもしれません。ただし、買うときに安いということは売る時も安いということなので、そこは覚えておきましょう。
ポイント2: 走行距離と内装の状態
修復歴とともに中古車の価格に影響してくる要素が「走行距離」。長く乗っているほど部品を消耗しているため価格が下がってくるということなのでしょう。だいたい10万キロくらいで乗り換えを考える人が多いと思うのですが、中古車の相場としては5万キロを超えたあたりからけっこう値下がりしてきます。
では5万キロを超えるとクルマは壊れやすいのかというと、そういうわけでもありません。部品交換などメンテナンスは必要になりますが、適切に手入れすれば20万キロ、30万キロくらいはザラに走れます。実際、アメリカやヨーロッパではそれくらい使われる車が多いので。なので価格相場からすると、10万キロ走行したクルマを買うというのはむしろお買い得かもしれません。
ただ、走行距離が長いということはそれだけ使用した時間も長いということなので、内装の状態も気にすべきポイントです。これは写真で見るより実物を見たほうがいいです。実際に見てみないと気づけない汚れとか傷とかあるかもしれないし、臭いなんかは実物を見ないとわからないので。
ポイント3: 外装の状態
傍目から見て1番気になるのはここだと思います。修復歴がなかったとしてもボディにキズが付いてたり、塗装が剥がれてたりすることがあるので、その辺は実物をみてよく確認した方がいいと思います。なるべくなら綺麗な状態のもの買いたいですし、逆に傷だらけだと、どんな使い方をされたかなんとなく推し量れますしね…。
あと注意しておきたいのが下回りの状態。ボディに問題がなくても、車体の下回りが錆びていたりズタズタだと、マフラーなどの部品に穴が開いたり外れたりしてしまう可能性があります。なので、購入する際はボディだけでなく下回りもチェックしましょう。
まとめ
以上をまとめると、中古車を買うときに気をつけるべきポイントは下記3つです。
- 修復歴があるクルマは安いが、修復の規模や部位をしっかり確認する
- 走行距離が長いほど価格は下がるが、試用期間も長いと思われるため内装の状態に注意する
- ボディの傷や塗装だけでなく下回りも注意する
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