最近、カーシェアリングのように「買う」以外のクルマの新しい乗り方が普及しつつあります。
しかしながら、クルマにはそういうサービスが流行っているものの、バイクにはシェアリングの需要ってないんだろうか?というのが疑問でした。そもそもサービス自体あるのだろうかと。
ということで、バイクのシェアリングサービスについて調べてみました。
バイクを必要とする人たちはどういう層か
バイクは、自動車と比べると実用性より趣味性の側面が強い乗り物だと思います。
なので、バイクをシェアするというビジネスを考える場合、ターゲット層全体の人数としてはカーシェアより少ないのかもしれません。
でも、カーシェアと逆の発想で考えたら需要はあるのではないでしょうか?
カーシェアのメインターゲットは、基本的に「車の所有が条件的に厳しい都市部の人」だと思います。
地方では車社会であることが多く、通勤など普段の移動が自家用車だったりする為、シェアするより個人所有を選ぶ人が多いと考えられます。
ただ、バイクに関しては逆に考えることもできると思います。すなわち、地方の人こそシェアリングサービスのターゲットになり得るのではないか、と。
車社会では、趣味以外の理由でバイクを所有する理由が殆どありません。また、マンションなどではバイクの駐輪場がなかったり、月極を借りても車とあまり変わらない値段だったりすることもあるので、クルマを所有している人からするとバイクの所有はちょっと割高に感じてしまいます。
なので、駐輪場や家庭環境などの理由でバイクを買うのは難しいけど、たまには乗りたいな、っていう人向けと考えればシェアリングの需要はあるんじゃないかと思うわけです。

何を隠そう、私がそうなので。笑
まぁ、私の周りでも、バイク好きだけど普段は車に乗るし、嫁さんがいる手前買えないし…みたいな声はちらほら聞くので、それも上記のように考えた根拠ではあります。
もちろん、都市部にバイクのシェア需要がないかというとそういうわけでも無いと思います。都市部の移動手段としてバイクは重宝しますし、金銭や駐輪場といった理由で所有は難しいけどバイクには乗りたい、という方は一定数いると思います。

こうして考えてみると、結局、どこでもバイクの需要はありそうですね。笑
バイクのシェアリングサービスについて調べてみた
ということで、需要は十分ありそうだし、バイクをシェアするサービスがあったら嬉しいのになー、そういうのないのかな、と思って調べてみたところ、AirRideという個人間シェアリングのサービスを見つけました。
Air ride
イメージとしてはバイク版エニカみたいな感じでしょうかね。経営しているのはMocklabという、大阪の会社のようです。
あくまで個人間のシェアを斡旋してくれるだけという感じのようなので、保険は義務付けられてないとか、そういう細かいところは気をつけないといけなさそうですが。
2020.7.1より保険がつくことになりました!
主な補償内容は
- 対人対物無制限
- 車両保険最大100万円(詐欺横領保障あり)
- ロードサービスなど
とのこと。個人間のサービスとしてはかなり手厚いと思います。

ただ、今のところ登録されているバイクの台数はそんなになさそうですが…
宣伝次第で今後登録台数が増えていったりしないかな?
という勝手な期待をしてます。笑
残念ながら私の住んでいる愛知には今のところ登録されているものはなく、かつ、今のところ個人間のシェアサービスとしてはAirRideが国内唯一みたいなので、今後の展開に期待ですかね。
むしろ、バイクを持て余している方がいればビジネスチャンスかもしれません。
この機会に、ぜひ登録してみてはいかがでしょうか?
シェア、始めちゃいました

バイクに乗りたすぎて、ついに買ってしまいました。笑
愛車はYZF-R15です。
上で述べたAirRideでシェアリングをしていますので、興味のある方は是非ご相談ください。

ちなみに、シェアリング含めバイクを買わずに乗れるサービスについてはこっちの記事にもまとめましたので、参考にしていただけると嬉しいです。
コメント