軽自動車、って聞くとどんなイメージを持たれるでしょうか?価格が安い、コンパクト、庶民的、などなど人によって様々なイメージを持たれると思います。
また、近年では軽自動車にも様々な車種がでてきており、様々なニーズに応えられるようになってきています。
そこで今回は、ニーズ別におすすめの軽自動車を紹介していこうと思います。
軽自動車の定義と特徴
軽自動車とは排気量660cc以下の自動車を指しますが、その排気量ゆえ普通の自動車と比べコンパクトで取り回しやすい車種が多いです。
また、その他の特徴として、車体価格や税金など維持費の安さが挙げられます。
なので、普通乗用車と比べて所有するための経済的ハードルが低いこともあって、多くユーザーに広く利用されているクラスでもあります。
実はいろんなタイプがある
一般に軽自動車、というと箱型のコンパクトカーみたいな形を想像する方も多いと思いますが、実は様々なタイプの車が出ており、オープンカーやSUV、セダンなんかもあったりしてバリエーションは意外と豊富です。
そこで今日は、目的別に軽自動車縛りでお勧めの車種を紹介してみます。
目的別にみるオススメ車種
スポーティな走りを楽しみたい
ダイハツ コペンGRスポーツ


先日、国産のMT車を紹介した際にも書きましたが、軽のオープンカーであるダイハツ コペンのスポーツグレードです。
さすが人気車種のGR版といった感じで、乗り味の評判も上々です。個人的にはMTを強く推したいですね。CVTもありますが。軽自動車でここまで走りに拘っている車種は希少だと思います。価格は普通乗用車並みにしますが、維持費は軽自動車なので乗れば乗るほど元は取れると思います。
スズキ アルトワークス


軽スポーツの代表格といえばこれではないでしょうか。

レスポンスのいいエンジンとショートストロークでクイックな操作ができるMTが搭載されているということで、キビキビとした走りが楽しめます。アルトワークスというと、昔、ディーラーの主催するサーキット走行会に参加させてもらった時けっこういいタイム出してた印象が残ってます。
アウトドアに行きたい
三菱 eKクロス


クロスオーバータイプの軽自動車。ぱっと見、ちっちゃいデリカですね。笑

室内空間や荷室の容量もあって、内装も水や泥汚れを考慮した設定が可能である点でもアウトドア向きのクルマですが、加えてアダプティブクルーズコントロール(前の車との車間距離を保って走行してくれる)やレーンキープ機能も付いていて、長距離運転の負担を軽減してくれる点からもおすすめの一台です。しかもハイブリッドの恩恵で燃費もよく、4WDなので山道や雪道も安心。まさに欲しいもの全部詰め込んだ感じですね。
スズキ スペーシアギア


けっこう大々的にCMしてるので、知ってる方も多いと思います。

車中泊もできる室内空間、撥水加工のシート、乗降性に優れたフロア設計とスライドドア。eKクロスと比べると、家族や仲間とアウトドアを楽しむのに向いているクルマだと思います。ちなみに燃費はカタログ上で28km/Lと、eKワゴンよりもいいです。
レーンキープなどを自動でやってくれる機能はありませんが、かわりにレーン逸脱や前車の発進を通知してくれる機能はあるみたいです。どちらかというと運転を楽しむ方向で作ってるみたいですね。パワーモードスイッチもついてるし。
スズキ ジムニー
上記の2車種とはちょっと別路線ですが…アウトドアのみならず、オフロード走行も楽しめるレベルの走破性と耐久性をもつ、軽自動車のなかでも貴重なポジションのクルマです。

現行の車種でこのタイプって唯一なのではないでしょうか?昔はパジェロミニとかあったけど…
正直、室内空間は狭いし燃費はそこまで良くないため、ファミリーカーには不向きです。が、代わりに軽自動車としては随一の走破性と耐久性を持っているので、乗り回す楽しさがあります。
みんなでワイワイというよりは、1〜2人で男前にキャンプ、みたいな使い方が向いているかと思います。
安全に運転したい
ダイハツ ミライース
【新車】ダイハツ ミライース L 4WD 660 ガソリン 4人 DCVT 5ドア個人向けカーリース(オートリース)
スマートアシストⅢを搭載している現行モデルは、安全機能てんこ盛りのイメージが強いです。

衝突回避や誤発進防止、コーナーセンサによる障害物探知など、安全運転をアシストしてくれる機能が満載なので、運転に自信がない人でも安心して乗れると思います。
価格もリーズナブルなので購入へのハードルも比較的低いですし、燃費もいいので、足としてクルマは必要だけどちょっと運転に自信ないな、という方にはオススメです。
おわりに
いかがでしたか?
ひと昔前とは違って、軽自動車といってもいろんな機能が付いてたり、いろんなタイプがあったりします。
その分価格も上がってきてはいますが、普通車に比べてコストが安いというメリットは変わらないので、コストは安く抑えたいけど目的に合ったものが欲しい…という方の参考になれば幸いです。