赴任期間も残すところ2か月を切り、後任の方とやり取りすることも増えてきた今日この頃、、、
仕事の引き継ぎもまぁせないかんのですが、割と生活情報に関しても伝えておかねば、と思うので
これまでの3年を振り返りつつ生活情報について(個人の経験をもとに)まとめておこうと思います。
まあ過去記事で書いていることのまとめ直し+αみたいな感じになるとは思いますが、
今だから言えることもあると思うので。
Contents
生活の立ち上げ
必要書類の取得
渡米して真っ先にやったことはI-94の期限確認、在留届の類です。(詳しくはこちら)
家が決まるまでの1か月はホテル滞在でしたが、とりあえずここはやっておく必要があります。
(とりあえず入居まではホテルの滞在先を住所として書いた気がします)
それが済んだらSSN(Social Security Number) の申請。
申請後、カードが手元に届くのに1~2週ぐらいかかるのと、
SSNがないと口座開設/免許取得/クレカ発行/ローン借り入れ等々何もできないので
さっさと申請したいところですが、データベースの更新のため
入国から10日程度若干待った方がいいらしいです。
また、配偶者のSSN取得の際は領事館で婚姻証明書を発行してもらう必要があり、
そのために日本の戸籍謄本が必要になります。
領事館への書類申請は基本的にメールで提出、
受け取り日時を予約して指定の時間に取りに行くという流れです。
運転免許に関しては、そもそも国際免許を日本で取ってから来ることは前提として、
- SSN取得後に住所を証明できる書類をもってSOS(週によって名前が違うらしいですが要はDMVみたいなとこ)に行き、視力検査/学科試験を受ける
- 試験合格後に実技試験を自分で予約(指定の業者が各地にあるので自分で予約して受ける)
- 実技試験合格後に再度SOSに行って申請
- 後日、郵送で免許証が届く
という流れだったと思います。(詳細はこちら)
なお私の場合は#3の手順はなく、自動で申請されてました。コロナ禍だったから…?
ちなみに配偶者の場合は配偶者名義で住所を証明できるものがあまりないと思うので、
(確か、クレカの明細とか2通以上あればよかったはずですが)
ここでも婚姻証明書が必要になると思います。なので、SSN取得前に申請する際に
2部発行しておくといいと思います。
口座開設/送金手段
SSNが取得できたらまず銀行口座の開設、
それができたらクレジットカードの申請、みたいな流れになると思います。
会社によっては渡米前に日本のメガバンクと提携しているところで事前に銀行口座を開設できたりするところもありますが、私の場合は渡米後に自分で開設しに行く流れでした。
(一応、日本語サポートしてくれる方はいましたが)
また日米間の送金に関して、例えばUFJのグローバルダイレクトのような
送金サービスを利用する手もありますが、渡米前に申請が必須であること、
手数料が数千円単位でかかることからちょっとハードルが高いです。
そこでおすすめなのがWiseという送金サービスです。
複数通貨で口座を持つことができ、
申請時の為替レートそのもの、かつ安い手数料(数百円~)で送金ができます。
また、送金したいレートと金額をあらかじめ予約しておくと、
そのレートに到達した時点で送金してくれるという機能もあります。
また、US居住者の場合はデビットカードを発行できたり、
USドルの口座に利息が付くので便利です。

家探しの観点
私の場合はアナーバー勤務ということだったので、市内で住居を探しました。
基本的にどこに住もうとも車移動がメインになることは変わりないのですが、
住居選びの際にある程度考慮したのが下記。
バス停の近さ
多少郊外に住んでいても、ダウンタウンまでバスでアクセスできると何かと便利です。
うちは最寄りのバス停まで徒歩5分程度、ダウンタウンまではバスで15分程度です。
むしろアナーバーの場合、ダウンタウンに住むとイベントで通行規制がかかったり
試合の日にスタジアム近辺が混雑して抜け出にくかったりするので
若干外のほうに住んだ方が快適かもしれません。
オフィスまでの所要時間
距離的に遠くとも、基本的に市全体が高速道路に囲まれており
それを使えばさほど時間がかからず移動できるのと、
日本のように渋滞することはそこまでないので
必ずしも会社の近くに住む必要はないかもしれません。
(特にこのご時世、リモートでも仕事できるし、、、)
ただあまりにも遠いとけっこう往復するのが億劫になるので(個人の感想です)、
近いに越したことはないと思います。
スーパーマーケットの近さ
上記で述べたように、基本的に車移動になるのですが
近くにあったほうが不測の事態の時に助かります。
特に、こっちのスーパー(Kroger, Meijerなど)は結構なんでも売ってて
薬局が中に入っていたりもするので利用頻度は高いです。
自家用車の購入
弊社の場合、私の分は会社からの社用車が支給されますが、
家族の分は自費で購入する必要がありました。
とはいえ、中古車にしても$10,000を超えるような結構まとまった金額が必要になり、
ローンを組むにもクレジットヒストリーがないのでなかなか組めない、、、
というところでかなり苦労しました。
また、購入に際してもいくつか手段があり
- ディーラー経由で購入する
- ネット通販を利用する(Vroom, Carvanaなど)
- 個人間売買(FacebookのMarket place など)
などが主な手段になるかと思いますが、
さすがに渡米したてで個人売買はハードルが高いのと
ディーラーへ行くのも基本的には平日仕事の合間に行かなければならないので
結局、手間の観点からCarvanaを利用した通販で購入しました。(詳細はこちら)
- アプリ or Web上で車をチェック、注文
- 自宅まで配送、現社確認、試乗(仮ナンバーの紙が貼ってある)
- 問題なければその場で契約
- 後日ナンバープレートが届く
という感じで、週末に配車してくれたり、契約も電子書面でほぼ完結するので
手間としてはだいぶ楽でした。(車両価格はその分ちょっと割高)
一応ローンも組むことができるのでそうしたのですが、
ヒストリーがない分、金利は20%超の高金利。。。
これに関しては日本で借りてきたほうが良かったとちょっと後悔。。。
アナーバーの保育園事情
アナーバーにはミシガン大学(University of Michigan, UofMとも )がある為か
学区として結構いいらしく、授業料の相場がそもそも近隣都市に比べて高いようです。
うちの会社では地区によって補助額の上限が違うのですが、
ノバイの相場で上限を決められていたためアナーバーでは殆どのところで上限オーバーという状態でした。。(交渉したらいくらか改善はしましたが)
日本にいると金額がかけ離れているのでびっくりしますが、週5で$400/週ぐらいは普通にします。
なので1か月あたり$1,600~$2,000ぐらいかかります。。。
安いところだと$1,000ちょいのところもありますが枠が少ないので、
早めに準備するか粘り強く交渉する必要がありそうです。
(あんまりゴネるのもどうかとは思いますが言ったもん勝ちなところはあるので、、、)
小学校に上がってしまえば日本と同様かからないのですが、
赴任してくる年齢層的にけっこう保育園問題は悩みの種になりがちです。。
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