2021年も今日で最後となりました。
毎年思いますが、あっという間に1年って経ちますね。。
数か月前に始めた赴任の準備も一通り終わり、渡航まであと4日になってしまいました。
このタイミングでオミクロン株の流行など、未だコロナ禍の収束が見えないのが何とも不安ではありますが、とりあえず行く準備だけはできてます。
前回書いたのはビザの取得面接の話だったので、今回は引っ越し関連の話をメインで書こうかと思います。
引っ越しの流れと準備
海外引越といえど、国内引っ越しとそう大まかな流れは変わりませんが、用意する書類だったり、便の種類が海外引越ならではかな?と思うので、その辺をメインで書いておきます。
業者による見積もり
国内の引っ越し同様に、業者を自宅に呼んで荷物をざっくり確認してもらい、見積もりを取ってもらいます。
その際、「航空便」「船便」「国内保管(トランクルーム)」「運ばない(家に残す or 捨てる)」のどれにするかを確認しながら決めていくので(便によって運べる量や荷物の種類が異なる)、そこそこ時間がかかります。
うちの場合、3LDK分の荷物を一通り確認したわけですが、なんやかんや2時間ぐらいはかかったと思います。
便によって運べる荷物が異なる
例えば、航空便ではアルコールなどの液体や、リチウム電池を含む製品を運ぶことができません。
また、船便であってもリチウム電池単体では発送できないなど、送れる荷物に制約があるため事前に確認しておく必要があります。(最悪、当日に作業員さんが教えてくれますが、引っ越しを効率よく済ませるためにも事前に知っておいたほうがいいと思うので)
具体的にどんな品目が送れないのかは、下記が参考になります。
https://www.nittsu.co.jp/kaigaihikkoshi/convenient/baggage/
荷物の仕分け(梱包)
見積もり時にざっくりその便で送るかを確認はしますが、当日の作業までに、仕分けのシールを荷物に貼っておきます。(うちがもらったシールは「航空便(AIR)」「船便(SEA)」「トランクルーム(STORAGE)」の3種類でした)
基本、荷物の梱包は作業員が当日行ってくれますが(業者によるのかも?)、仕分けを確実に行っておかないと、当日の引っ越しの時間がかなり長くなってしまうので注意が必要です。
意外と細かく見ておかないと、あとで「どこに持っていこう・・・」となってしまって困ることもあったので、できれば細かい品目ごとにシールを貼るなりして一度確認しておいたほうがいいです。
仕分けに関しては、下記のページにも書いてあります。
必要書類の準備
結構書くものが多くて混乱したのがこれ。ざっくりと書いただけでも
- トランクルーム寄託申込書
- 付保リスト (別途保険をかける高額なものリスト)
- 荷物明細書
- 通関委任状
- 送品申告書/補助申告書
- Form3299
- パスポート/ビザのコピー
- 航空券のコピー(出国を証明する書類)
の準備が必要でした。基本、必要な書類は見積もりぐらいのタイミングで一通り業者から受け取りますが、いかんせん書類が多くて記入漏れだったり書くのを忘れていたりすると発送できなくなってしまうので、余裕をもって準備したほうがよさそうです。。
作業当日はけっこう時間がかかる
今回、引っ越し作業を2階に分けて行いました。
仕分けは結構したつもりでいましたが、それでも当日になって「これどこに運びますか?」みたいなものがちょこちょこ出てきて、半分の荷物運び出すのにも5〜6時間くらいかかってしまいました。
その反省を活かして、2度目の作業日までには、小物など梱包できるものはなるべく事前に箱詰めし、仕分けのシールも細かく貼るように心がけました。
まぁ、それでも結局、朝9時〜16時くらいまでかかったんですが…笑
なので、引っ越しと手続きは別日に取るぐらいの日程感の方が良さそうです。
引っ越しに伴って必要となる手続き
転出届の提出(市民課)
国内でも国外でも、同じように転出届の提出が必要になります。
国外の場合は転出先に国名書くみたいですね。
うちは妻と子が一旦義実家の方に引っ越すので、妻子は義実家への転出、僕は海外への転出という感じで別々に出しました。
(2人とも渡米してくるタイミングで海外への転出届は出します)
海外転出すると住民票は除票になる
注意点として、海外への転出届を出すと、印鑑登録や住民票が消滅します。
また、マイナンバーカードもスタンプを押されて無効化されます。
なので、住民票や印鑑証明などの書類が必要となる手続きが残っている場合は、転出前に予め取得しておいた方が良さそうです。
児童手当の消滅届の提出(子ども課)
児童手当を受給している場合は、海外転出に伴い資格消失の手続きが必要になります。国内で引っ越す場合であっても住所変更届が必要になります。
まぁ、この辺は転出届を出したときに市民課で教えてもらえるはずと思いますが。
税金納付書送付先の変更(税務課)
国内に住んでいなくても、持ち家など資産が国内に残っていると課税対象になりますし、1月1日時点で国内に住所があると住民税がかかります。
支払いは給与天引だったり口座引き落としなのでそこは特に問題ないんですが、転出に際しては納付書の送付先住所を変える必要があります。
まとめ
海外引っ越しの大まかな流れと注意点について書きました。
あとは渡米するのみ、という感じですが、着いてから1ヶ月はホテル暮らしになるので、その辺もまた書けそうならレポートします。
ちなみに、海外引っ越しまでの手続きなど大まかなことは下記の本が分かりやすく纏まっていて参考になります。
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