最近天気がいいので洗車しょうかなー、と思って愛車のボディを見たときに気になったのがボディの小傷。とくにボンネットの細かい傷がどうも気になります。。
一応ガラスコーティングなどはしてたんですが、とくにフロントは走行中に砂とか小石とか虫とか色々ぶつかるので、知らず知らずのうちにこういう傷が付くんでしょうね…あと洗車キズとか。

仕方ないとはいえ、なんとか小キズを消せないものか。。
ということで、ボディについた小傷の消し方を調べてみました。
ボディに付いた小傷の消しかた
傷の消し方、と一口に行っても傷の深さによって消し方が変わります。
参考として、塗装の構造を知っておくといいと思います。
塗装の構造
プラモデルなどで塗装したことのある人はわかるかもしれませんが、塗装にはいくつかの層があります。
- 下塗り(プライマー)
- 中塗り(サーフェイサー)
- 上塗り(ベースカラー、クリアコート)
傷がどの層まで到達しているかによって、処置が変わってきます。

当然ながら、傷が深いほど処置が大変になります。。
上塗りまでの傷
洗車傷のような小さい傷ならこの程度であることが多いようです。この程度であれば、市販のコンパウンドを使って修復できるようです。
要は上塗り層を研磨して均すことで傷を消すみたいですね。コンパウンドも目の粗いものから細かいものまで順にかけていくことでより綺麗に磨けるようです。
ただ一つ注意なのが、あくまで研磨であって削っていることに変わりはないので、削った後のコーティングとかその後のケアを考えておかないと劣化してしまう可能性があります。
中塗り以降に達した傷
中塗り以降は自車の塗装と違って白とか灰色のことが多いので、傷の面から中塗り以降の層が見えていたら要注意です。
この場合、コンパウンドで研磨してしまうと逆に傷が深まってしまい逆効果です。タッチペンなどで色を加えて補修しなくてはいけません。この場合、自分でやるより板金塗装の依頼を業者に出した方が良さそうです。。
小キズ修復に使えるアイテム
上塗り層までの傷は、先述の通りコンパウンドで磨くことで修復できるので、修復に役立つアイテムを紹介します。
SOFT99 液体コンパウンド
わりとベーシックなコンパウンドだと思います。3段階の細かさがあるので、順にかけることで仕上がりが綺麗になります。ただし先述のとおり、磨いた後の面のケアをしなければ劣化が進んでしまうので注意です。
SOFT99 カラーエボリューション
こちらはコンパウンドに補修剤が入っているタイプ。研磨した後のケアも兼ねて使えるので便利です。ただ、カラーの成分を埋めるってだけなので、個人的には上からコーティングしといたほうがいいとは思いますが。
プロスタッフ ポリッシャー
コンパウンドで磨く作業って結構手間なんですよねー。地味に手が疲れる…
そんなときに助かるのがポリッシャー。ポリッシャーといってもピンからキリまでありますが、上記のものでも十分使えるようです。下記の動画が参考になるかもしれません。(というか私は参考にしました)
私もいま検討してる段階ですので、また実際に使ってみたら詳しくレビューしてみようかと思います。