あと1ヶ月後にはお盆休み。
長期連休のたびに気になるのが交通渋滞。
私は毎回クルマで片道620kmを帰省するので、渋滞情報は気になるところです。
ところで、どうして渋滞って起こるんでしょうね?
そりゃあ交通量が増えれば渋滞するやん、という話はあるかもしれませんが、交通量が多くても渋滞しないケースだってあるはず。。
ということで、”渋滞” という事象が
- なぜ起こるのか
- どうしたら防げるのか
についてググって調べてみました。
”渋滞学”という学問から考える
渋滞について調べている中で気になったのが渋滞学というキーワード。
今どき、そんな分野があるんですね。
確かに、渋滞ってどういう理屈で発生するかとか、どうすれば解消できるかとか、真面目に考えたらけっこう面白いかも。
渋滞学は、東大の西成先生という方が提唱されてるみたいです。
■ 東京大学 西成研究室HP
この先生、けっこう色んなニュースだとかブログでインタビューされてますね。
上の記事を読むと、冒頭での疑問に対する答えが見つかりそうです。
渋滞はなぜ起こるのか
ずばり、渋滞はどうして起こるのか?ということですが、一言で表すと
車間距離が近いから
ということになりそうです。
もちろん、車間距離が近くとも、常に全ての車が等間隔で走行し続けることが出来るならば渋滞はしないはずですが、人間の反応速度では難しいことです。
人間が車を運転する場合、認知→判断→操作というプロセスを踏むわけですが、一般に認知から操作まで1秒くらいかかっているそうです。
すると、前の車が減速したのに対して1秒遅れで後ろの車が減速して、さらにその後ろが1秒遅れで減速して…と繰り返していくと車間距離が詰まっていってしまうことは想像に難くないはず。
結局、車間が詰まってしまうと、認知→操作の遅れ時間で前の車とぶつからないよう車間を保てる速度がどんどん低くなってしまうから渋滞してしまうのかなと思います。
ちなみに、そもそも道路のキャパに対して交通量がオーバーしていることによる渋滞もあるということで、それに対しては物理的に道路のキャパを増やす以外にないそうです。笑
ただ、それでも一人一人が以下に述べる方法を徹底すれば緩和はできるとのこと。
渋滞を防ぐ方法
さて、渋滞は車間距離が近すぎることによって起こるというのを上で述べました。
では、どうしたら渋滞は防げるのか?簡単ですね。そう、
車間距離を空けた状態を保つ
というのを各個が徹底すること。
そのための心がけとして、“スローインファストアウト” が大事だそうな。
どういうことかというと、要は
- 急減速しない (そもそもブレーキで急減速しないといけないような車間距離にしない)
- 加速時は素早く
というのを徹底すること。これを各個人ができるようになると、渋滞はかなり緩和されるようです。
最近の車だとACC (アダプティブクルーズコントロール) がついているものもあるので、それを活用するのも手ですね。機械の方が反応早いし。
つまり、自動運転が普及したら渋滞はかなり少なくなるんでしょうね。そう思うと自動運転も悪くないか。
運転するのが楽しみな人としては少し寂しい気もしますが。
まとめ
今回は渋滞がなぜ起こるのか、どうすれば防げるのかについて書いてみました。
私自身、渋滞は日常的に経験してるので、明日からちょっとずつ”スローインファストアウト”を意識してみようと思います。
皆さんも試してみてはいかがでしょうか。
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