最近何かと話題になっているあおり運転。
それに伴い、ドライブレコーダー、いわゆるドラレコの需要が高まっています。
運転中の事故や事件といった有事の際に、記録として役立ちますからね。
しかしドラレコと一口に言っても、いろんな種類のものがあります。
私も自分の車につけてますが、実際使ってみてどうかとか、選び方、取り扱いの注意点とか思いつくことを書いておこうと思います。
もくじ
- 何のためにドラレコをつけるか
- ドラレコの種類
- 取り扱いの注意点
何のためにドラレコをつけるか
当たり前のようで結構大事なことです。
走行の記録を映像として取るのがドラレコの主な機能ですが、単にドライブしている動画を撮りたいとか、自分の運転の様子を記録して改善に役立てたいだとか、前の車に煽られた時にナンバーを控えられるようにしておきたいだとか、その目的によってドラレコに求めるスペックは変わってきます。
例えばドライブしている動画を撮りたいだけならば、画質はそれなりでFPS(1秒間に何枚の画像を使うか)が高いものを選ぶとか、有事の際に前の車のナンバーを控えたいのであれば、画質が鮮明なものを選ぶ、と言った具合です。
闇雲に買っても、目的にそぐわなければゴミと一緒ですからね。
大切なのは、ドラレコを付けることを目的にするのではなく、何のためにドラレコをつけるのかを明確にするということです。
ドラレコの種類
ドラレコと言っても実にいろんなタイプがあります。とりあえず思いつく範囲で列挙していきます。
取り付けかたの種類別に見る分類
おそらく1番スタンダードなタイプ。商品の種類も多く、手っ取り早く導入できると思います。ただし取り付ける場所には決まりがあるので要注意です。
私はこのタイプ使ってます。場所をとらないので視界が広いという利点のほか、直射日光に直に晒されにくいことでバッテリ膨張のリスクを防げるというのもメリットかなと思ってます。
◆スマホのカメラを使用
コスト的に1番安上がりになるかもしれません。
また、スマホ自体を記録媒体として使うので、記録の確認は1番簡単でしょうね。
ただ、画質等はスマホのカメラに左右されるので、スマホのカメラが目的に適ったスペックを持っていることが前提になるかと思います。
撮影タイプによる分類
◆前方のみ撮影するタイプ
1番スタンダードでコストもかからないタイプだと思います。
走行の記録としてはこれである程度役立つと思います。ドライブ動画の撮影とか事故ったときの証拠とか。
ただ、今話題になっているように車内や運転席付近でのトラブルは記録できません。
◆運転席も撮影できるタイプ
自分が運転しているところを記録として残せるので、客観的に自分の運転を見る事ができます。
また、運転席付近でトラブルが起きた時も証拠として残す事ができます。
◆360度撮影タイプ
全方向記録できるので、いろんなトラブルに備えられると思いますし、単にアクションカメラというか走行動画としても面白いのではないかと思います。
ただ、事故事件に備えるというのならば解像度が高いものを選ぶのは必須になるのでそこだけは注意。
◆後方も撮影するタイプ
車両後方にもカメラをつけることで追突された際の証拠として記録する、というのがメインの使い道かと思います。
バック時のリアカメラとしても使えるものもあるようで、バックモニターがわりに使えるというメリットもありそうですね。
取り扱いの注意点
◆取り付け位置には決まりがある
ドラレコを取り付けられる範囲は保安基準で決まっています。
詳しくは下記を参考に。
視界を妨げるようなとこに着けてしまうと安全性を損なってしまい本末転倒ですからね。なので、窓ガラスにつけるタイプは特に気をつけましょう。
◆熱によるバッテリの膨張に注意
フロントガラスにつけるタイプは特に注意。夏場など陽射しが暑い時期には、停車中にサンシェードを挟んでおくこともあるかと思いますが、絶対に窓ガラスとシェードの間にドラレコを挟まないでください。
窓から入る日光の熱と、シェードで反射された熱とに晒さられるので、バッテリが膨張して最悪の場合爆発します。
この辺の話は下記でも触れられています。
私自身、過去にやらかしたことがあり、ドラレコが変形するくらいバッテリが膨張してしまいました。。爆発しなくてよかったマジで。
いかがでしたか?
これからドラレコの導入を考えている方の参考になれば幸いです。