本日はいつもとかなり違う内容ですが、本日、妊婦健診のため妻と産婦人科に行ってきたところ、お灸を勧められました。
個人的にけっこう興味深いと思ったので、教わったことを覚書として書いてみようと思います。
お灸のお産に対する効果
まず、お灸ってどうしても腰痛だとか肩こりだとか、そういうのに対してやるイメージが強くて、妊婦に使うってイメージがありませんでした。むしろ使ってええんか、というくらい。
ただ実際、逆子が治るとか、お腹の張りが解消するとか、そういった効能があるようです。当然ながら個人差はあるようですが。
妊婦に使えるツボ
妊婦さんにお灸が使えるといっても、刺激していいツボは限られているようです(実際、メーカーの説明書には妊婦には使用禁止と書いてあるが鍼灸師の先生曰く特定のツボなら大丈夫らしい)。
今回教えてもらったのは下記の二つ。
- 三陰交(内くるぶしから指4本程度上側)
- 至陰 (小指爪の外側付け根)
お腹の張りや逆子などに効くみたいです。
お灸のやり方
使用するもの
お灸
特にお灸に関して細かい指定はないそうですが、至陰に据える場合には、土台が角張っているタイプでないとツボが小さいため届きにくい&剥がれ落ちてしまいやすいため、適切な効果が出ないとのこと。三陰交はツボ自体が大きいので丸い土台のものでも大丈夫だそうです。
ライター
普通のタバコ用ライターで問題ありませんが、妊婦さんが1人でやる場合にはチャッカマンのような長めのものが良さそうです。なるべく固くないやつとか。
特に至陰は位置が難しいので、お灸を固定してから着火する方がやりやすいとのこと。そうするとタバコ用の短いライターだと何となく怖いですよね。。
受け皿、タオルなど
使い終わったお灸をいれる受け皿が要ります。タバコの灰皿みたいなもので十分なので、百均あたりで買ってくればいいと思います。
また、使用中に誤って灰が落ちてきてしまったときのためにタオルを敷いておくと安心です。
ツボの位置
改めてツボの位置を載せておきます。
三陰交
上の写真で親指のあるあたりです。内くるぶしから指4本分程度、かつ脛骨のふち辺りです。ここに関しては、押すと痛いのでそれで位置を探るといいかもしれません。
至陰
けっこうわかりづらいんですが小指の爪の付け根あたりにあります。写真のようにお灸を貼るため、台紙が角張っていないと距離感が合わずうまくツボを刺激できないようです。
基本的に体調が悪い時にはツボにお灸を据えても熱く感じません。なので、最初から熱いって場合にはツボの位置を間違っていることが多いそうです。
また、お灸はツボに据えたお灸が熱いと感じるまで続けるそうです。
タイミング
基本的に朝昼夕の3回ですが、出かけたり動いたりする予定があって、お腹が張ることが心配な場合はその前に実施するといいそうです。
おわりに
ざっと内容をまとめると
- 妊婦にもお灸は効果的
- 使えるツボは「三陰交」と「至陰」
- チャッカマンがあるとやりやすい
- タイミングは朝昼夕
- 熱くなったらおわり
話を聞いてるだけだとそこまで難しそうに感じませんが、やってみると細かいところが気になりだします。
これから毎日やっていくので、また気づいたことがあったら書きます。