帰国してから半年経ちましたが、そういや在米中の旅行記とか体験談あんまり書き記せてなかったなと思うので、思い出話がてらちょこちょこ書いていこうと思います。
今回は、昨年6月に訪れたケンタッキー州のバーボン蒸留所巡りについて。
バーボンといえばアメリカの名物、特にケンタッキー州は世界的にも有名なバーボンの聖地です。
実際に訪れてみて感じたこと、子連れで楽しむための工夫、そしておすすめの体験などをまとめてみました!
行程とエリア紹介
– 出発地:ミシガン州アナーバー(Ann Arbor)- 所要時間:車で約5時間
– 宿泊:レキシントン(Lexington)とルイビル(Louisville)にそれぞれ1泊ずつ
今回の旅では、ケンタッキー州の中心部に位置する2つの都市を拠点に、有名な蒸留所を巡ってきました。
訪れた蒸留所と体験内容
ジムビーム蒸留所(Jim Beam)

サントリー傘下ということもあってか、どこか日本の山崎蒸留所に似た雰囲気。
見学向けの展示や体験が多く、子どもでも楽しめそうな感じでした。
(息子はコルクに指紋を付けて持ち帰る体験させてもらって満足げでした)
料金はツアー内容にもよりますが、私たちが参加したものは3人で$80でした。(大人$30, 子供$20)
フォアローゼス(Four Roses)

個人的に、ツアー内容の満足度高めだったのがここ。
設備含め蒸留所内を見学できるのもそうですが、子供含めウェルカムドリンクがもらえたり(アルコール飲まなくてもノンアルコールが選べる)、最後の試飲コーナーで使うロゴ入りグラスが貰えたり(結構しっかりしたグラスです)。
ツアー費用は一人あたり22ドル(子供無料)でしたが、結構コスパがいいような気がしました。

メーカーズマーク(Maker’s Mark)

蒸留所自体は古いものの、写真のような映えスポットがちょいちょいあったりして、ウイスキー好きでなくともちょっと面白いかなと思います。
うちが参加したツアー料金は$26、子供は無料でした。
蒸留所限定ボトルが販売されており、自分でろう封が可能です。
(まずボトルを買う必要があります)
子連れでも楽しめたポイント
「飲む」ツアーではなく、「見る」「体験する」スタイルを選択
基本的に蒸留所同士は車でも数十分単位かかるぐらいの距離があるので、巡るとなると自分で運転するか、バーボントレイルに申し込んで乗せてもらう必要があります。
ただ後者だと飲める代わりに費用が一人当たり100ドル超えてくるのと、小さい子供がいるとスケジュール通りにいかないことも多々あると思うので、今回は自分で運転することとして、ツアーもバーボンの製造工程や設備の見学がメインのものを選択しました。
私は元バーテンダーだったこともあり、飲むよりも作る過程に興味があったので、見学ツアーだけでも十分楽しめましたし、息子もちょいちょい体験できるところがあったりしたので(特にジムビームは観光客向けな気がする)、子連れでもそれなりには楽しめたんじゃないかなと思います。
街歩き・観光も魅力あり
蒸留所以外にも、滞在した町の散歩も楽しかったです。

ルイビルでは至る所にバーボンや競馬関連のモニュメントが点在していて、歩くだけでも楽しい雰囲気でした。

レキシントンに関しては、トヨタ系工場の影響か、日本人も多く、日本食レストランも賑わっていました。

大学(University of Kentucky)もあるため、落ち着いた学園都市の雰囲気も感じられます。
どことなくアナーバーに似た雰囲気もあって居心地が良かったです。
今後行ってみたい場所
今回は行けませんでしたが、いつかテネシー州のジャック・ダニエル蒸留所にも訪れてみたいです。
…帰国しちゃうとなかなか行ける場所ではないですが…。
おわりに
今回は子連れゆえ飲まずに巡るという形でしたが、
飲めなくても、見て、体験して、知って楽しむことができるのも蒸留所巡りの魅力だと思います。
もし近辺を訪れる機会があれば、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。



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