海外赴任準備〜楽天モバイル契約してみた

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以前、海外赴任に向けてインターネットや携帯電話の契約に関してどうするか検討する記事を書きました。(こちらの記事参照)

その中で、楽天モバイルに切り替えておくと赴任に便利なのでは?という話があったので、思い切って乗り換えてきました。

繋がりにくいという評判もよく聞く楽天モバイルですが、実際どうなのかレビューしてみたいと思います。

契約までの流れ

私はずっとソフトバンクを利用していたので、MNPでの乗り換え手続きを行いました。

その際、元の契約が親名義になっていたため、乗り換えのためには名義を自分に変更する必要があるとのことで、名義変更を行ってから乗り換えの手続きとなりましたので、まずはその辺りの流れを書いておきます。

名義変更手続き

我が家のソフトバンクの契約は、母親が契約者、私を含めた他の家族が副回線という形でした。(支払いは各自)

MNP予約番号を発行しようと問い合わせたところ、まずは契約者を自分に変更する必要があるとの回答を得た為、名義変更を行うことに。

名義変更手続きのやり方としては、下記2つがあるようです。

  1. 元の契約者(うちでいう母親)と一緒にショップへ行って手続きする
  2. 元の契約者の委任状と身分証コピーを添えてショップで手続きする

うちは親が遠方に住んでいるので、後者の手段を取りました。

「名義変更(譲渡)」の手続き方法を教えてください。(個人・法人) | よくあるご質問(FAQ) | サポート | ソフトバンク
ソフトバンクのサポートのページです。 製品・サービスに関するサポート情報や通信障害、メンテナンス情報などをご紹介します。

委任状を書いてもらって郵送したりするのに時間がかかるので、乗り換え契約したい期日が決まっている場合は余裕を持って手続きしておいたほうが良さそうです。(私みたいに名義変更を必要とする方がどれだけいるのかはわかりませんが…)

MNP予約番号発行

MNPを利用して乗り換える場合は、予約番号の発行をしておく必要があります。

本来ならWeb上でもできるようなのですが、名義変更の関係か私はWebでの手続きが出来なかったので、電話での申し込みをしました。

発行自体は即日できるようで、電話でやりとりした数分後にSMSで送られてきました。なので、その足で乗り換え先の契約に向かうということも可能です。

ただ、予約番号は有効期限が15日あるので、前もって発行しておいた方が無難だとは思います。

楽天モバイルへの契約手続き

契約はwebでも出来ますが、私の場合はiPhone13 miniを買いたかったというのもあって(店舗在庫があれば即日手に入るので)、実店舗で契約しました。

事前にある程度webで必要事項を入力してQRコードを取得しておくと、それを店舗で見せるだけで殆ど手続きが済むのでスムーズです。

楽天モバイル
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iPhone購入含め、契約に要した時間は40分くらい。やったことといえば、クレジットカードと身分証を提示して動画で注意事項を確認したくらいな気がします。

楽天の場合、他のキャリアと違って、店舗の役割は契約手続きのみで、その後のサポート等は全てwebで依頼する必要があるそうです。

手続きのために店舗に行く手間がない分、楽で良いなとは思いますが…これが吉と出るか凶と出るかはもう少し使ってみないと分からなさそうですね。

楽天モバイル使ってみた感想

「繋がりにくい」は本当か?

さて、乗り換えてから1週間ほど使ってみてますが、総合的な印象は、思ったよりも繋がっているという感じです。

ただし、前評判通り、室内や地下では繋がりにくい状態になりがちです。地味に困ったのが、出張先の建物内で悉く圏外になるっていう。笑

Wi-Fiを拾える場所であればモバイルデータ通信が使えずとも特に不便はないですが、そうでない場所に行く場合は少し不便かもしれませんね…。

ちなみに、外に出れば車の中含め普通に繋がります。

楽天回線に繋がらない?

楽天モバイルについて調べていると、よく「楽天回線に繋がらない」「パートナー回線に繋がってしまい、容量制限にかかってしまう」というような話を目にします。

楽天モバイルでは、専用アプリを開くことで楽天回線とパートナー回線どちらに繋がっているか確認できるのですが、自分が試した感じでは、楽天回線に接続している頻度は比較的高いように思います。(ちなみに前提として、私の普段の行動範囲は全域楽天回線エリアです)

ただ常に楽天回線に繋がっているというわけではなく、屋内では比較的パートナー回線に繋がりやすい印象があります。たまに家でもパートナー回線になっていることがあるので、やはり楽天回線の電波は屋内に届きにくいということなのでしょうか。

義実家で回線を確認してみた結果。 パートナー回線になっている模様

正直、高速データ通信を使わずともそこまで不便はない

パートナー回線の場合、高速データ通信の容量が5GBを超えると通信速度制限がかかります。

パートナー回線での高速データ通信を使わないように設定することもできるので、なんとなく容量節約のため高速データ通信を切っているのですが、それによって不便を感じたことはあまりないです。

ただ、電子書籍をダウンロードしたり、動画をアップロードしたりするなど、比較的大容量のデータをやり取りする場合は低速だと不便かもしれません。あとはデータ通信を伴うゲームをする場合とか。

webで調べ物したり、ブログ書いたり、SNSに投稿するぐらいであれば特に不便を感じることなく使えているので、よほどのことがない限りこのまま高速通信せずに使うかもしれません。

注意点もいくつかある

維持費の安さが海外赴任後の電話番号保存に便利だなと思って契約しているわけですが、注意すべきところもいくつかあります。

6ヶ月利用しないと解約される

1回線目に限り、1GB以内のデータ使用量は0円で済むわけですが、6ヶ月間全く使わないと自動的に解約されてしまうそうです。つまり、赴任後に楽天モバイルを全く使わなくなってしまうと解約される可能性があります。

ただ、楽天モバイルは海外にもパートナー回線があるので、海外でも使うことができます。なので、半年に一度以上使っておけば、自動解約は回避できそうです。

通話料、オプションは別料金

当たり前ではあるんですが、1GBまで0円なのはあくまでデータ通信に関する部分で、通話やSMSを利用すると別料金が発生します。Rakuten Linkというアプリ経由だと通話料なしで電話出来ますが、LINEの通話みたいなものなので音質や安定性を考えると普通の電話回線を使ったほうがいい場合もあります。

また、通話やSMSを定額で使い放題にするオプションも存在しますが、オプションを選択するとその分料金が発生します。

国内にいる間は仕事で電話も使いますし、どうせデータ通信分が0円なのでオプション付加して使ってます。海外に行ってからは現地でSIMを契約してそっちをメインにする予定なので、その頃にはオプションを外そうと考えています。アプリで手続き出来るので、向こうに行ってからでも変更出来そうですし。

まとめ

楽天モバイルに乗り換える手続きや、使用感について書いてみました。

今のところ通信障害には遭遇していませんしそこまで不自由はしていませんが、また使っていく上で感じたことがあれば追加していきます。

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