ファミリーカーに、ホットハッチという選択肢

クルマ
この記事は約6分で読めます。

ファミリーカーを選ぶ時の悩み

昨年末に子供ができたことで、人を乗せる機会が増えてきました。

今のところは保育園の送迎で子供を乗せるのがメインですが、子供が大きくなってくると、子供の友達とか、他の人を乗せる機会も増えてくるかと思います。

そうなると、次にクルマを買い換えるときは人を乗せやすい車種の方がいいかな〜と思うのですが、ただ、運転してて面白くない車にはあんまり乗りたくないなぁ、とも思うのです。

せっかく所有するんだし、楽しいクルマの方が運転のモチベーションも上がりますしね。

なので、今回は

  • ある程度人が載せられる
  • ある程度荷物が載る
  • 運転していて楽しい(スポーティ)

という要件を満たすクルマという目線で、ホットハッチという車種について書いていきます。

ホットハッチってどんな車種?

ホットハッチというとあまり聞き慣れない単語かもしれませんが、一言でいうと

強力なエンジンを載せ、車体チューニングも施しスポーツカーに近い走行性能を与えたハッチバック車

のことを指します(Wikipediaより引用)。

要は、実用性のあるハッチバックをスポーティにチューニングしたホットな車種、ってことですね。

ファミリーカーとしての要件は満たせるのか?

いくらスポーティでも、あまりにも狭いとファミリーカーとしてはちょっと…ってなりますよね。

確かにサイズ感とか詳細なところは車種によりますが、基本的にホットハッチは大衆車をベースとしているので、ファミリーカーとして使える車種も十分にあります。

個人的にアツいホットハッチ3選

では、ホットハッチで個人的におすすめの車種について紹介していきます。

ルノー メガーヌRS

MEGASNE R.S. TROPHY

引用元 : https://www.renault.jp/car_lineup/megane_rs/styling/index.html

ホットハッチの代表格、と言っても過言ではありません。

昔からFF最速の座をホンダ シビックと争っている車種です。

カタログスペック

直4の1.8Lターボエンジン搭載で、最大トルク349Nm、最高出力205kWになります。トランスミッションは6速DCTと6速MTを選ぶことができます。

個人的に、MTが選択肢にあるのがうれしいところですね。

小回りが効く

また、4コントロールという後輪操舵の技術が搭載されており、それによって図体の割に小回りが効くようになっています

実際、メガーヌの最小回転半径は5.2mで、シビックタイプRの5.9mと比べてもその差は歴然です。

ちなみにこの5.2mという数字は、車格が一回り小さいカローラスポーツ並みの最小回転半径になっています。(グレードによって5.1mと5.3mの違いはありますが)

後部座席や荷室も十分な広さ

ここで忘れてはいけないのが、ファミリーカーとしての要件。

後ろに人を乗せることを考えるとスペース的にどうなのか?というところですが、メガーヌの後部座席は3人掛けになっており、足元スペースも比較的余裕があります。

また、グレード違いですが、GTでラゲッジスペースが434LあるのでおそらくRSも同程度と考えられ、よほど大きな荷物を積むのでなければ十分な積載性をもつと考えられます。

ミニ クラブマン JCW

MINI クラブマン ジョンクーパーワークス(JCW)

引用元URL: https://response.jp/article/2019/08/23/325696.html

ミニ、というとクーパーをイメージされる方が多いと思いますが、ちょっと長めのクラブマンという車種がファミリーカーにはお勧めです。

カタログスペック

2.0Lの4気筒エンジンで、最大トルク450Nm、最大出力225kWと上記のメガーヌよりもよりパワフルなエンジンになります。

また、JCWは四駆なので(ほかのグレードはFFのものもありますが)、雪道などでも比較的安心して走れると思います。

ミニらしい、キビキビとした乗り味

クラブマンに限らずですが、基本的にミニのモデルは “ゴーカートフィーリング” ともいわれる、キビキビとした乗り味が特徴です。

数年前に、愛車の点検中に代車でクラブマンやクーパーを貸していただいたことがあったのですが、かわいらしい見た目とは裏腹にキビキビ走るので驚いた記憶があります。

後部座席が広い

クラブマンに乗ったときに一番印象的だったのが、後部座席の広さ。

普段乗ってる車がコンパクトだから余計にそう感じるのかもしれませんが、後部座席への乗り降りもしやすく、空間もけっこう広いので、人を乗せるにはいいなあと感じたのを覚えています。

バックドアは観音開き

クラブマンの特徴の一つとして、バックドアが観音開きになっています。

賛否あるかもしれませんが、跳ね上げ式よりも開閉時にあまり力を入れなくても済むので、個人的には使いやすいかなと思っています。

トランク容量は360L~1250Lとのことなので、数字的には後席が広い分ややラゲッジスペースが小さく感じられますが、後席を倒せば大きい荷物も載せられるので、日常使いには十分かと思います。

プジョー 308GTi

PEUGEOT 308 GTi by PEUGEOT SPORT| モータースポーツ部門"プジョースポール"が実現した究極の308

引用元URL:https://www.peugeot.co.jp/models/car-selector/308-gti.html?utm_source=gss20200302&utm_medium=SEA-SDF&utm_campaign=AP_JP_alwayson-name-kw-cpn_mob_Brand_PSABRA_OnGoing_SEA-SDF_P_LD&gclid=CjwKCAjwkoz7BRBPEiwAeKw3q1WJYWjphpV-RD_XCxpT3JD0dBH7X17s8QR8bKC6StwC_61fxvun4BoCjeUQAvD_BwE

プジョーの代表的なハッチバック車種をスポーツ仕様にしたものです。

カタログスペック

最大トルク340Nm、最高出力195kWの1.6L ターボエンジンと6速MTの組み合わせになっています。

パワートレーンの素性的には上記のメガーヌRSに近いといえそうです。

左ハンドルのMTという希少性

308 GTiに関しては、どうやら左ハンドルしか設定がないようです。

一般的に日本の道路事情を考えると右ハンドルのほうが運転しやすいかもしれませんが、事情によっては左ハンドルのほうが嬉しい、という方もいるでしょう。(私の義父は、家の構造上 右ハンドルだと乗り降りしにくいという理由で左ハンドルのクルマに乗っていると聞きました)

何気に機能が充実

スポーツモデルだから快適性はスポイルかと思いきや、レーンキープやブレーキアシスト、パークアシストといった快適性・安全性のための機能が充実しています。

ファミリーカーとして運転する機会が多いと考えると、こういう機能があるのは嬉しいところ。こういった面にも気を配りつつ走りも楽しめるという点では、かなり優秀な車だと思います。

中古車で探すという選択肢もあり

クルマを買いたくても、新車はちょっと高いな… という方は、中古車を検討してみるのもありだと思います。

中古といっても、例えばディーラーの試乗車あがりのものを買えば状態もいいし、慣らし走行しなくても済むし、価格も抑えられるし、一石三鳥です。笑

実際、私の愛車であるルーテシアRSは、試乗車だったものを買い取りました。走行距離は2600km程度で目立った傷や汚れもなく、価格も新車で買うよりも50万円以上は抑えられたと思います。

まとめ

スポーティな走りも楽しめるファミリーカー候補として、ホットハッチについて紹介してみました。

まあ私自身ホットハッチという車種が好きというのもあって個人的な趣味全開でつらつらと書いてしまいましたが、同じような悩みを抱えている方の参考になれば幸いです。

 

コメント