ペーパードライバーに教えて感じた、安全運転のために注意すべき4つのポイント

クルマ
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ゴールド免許を持っているものの長い間運転していなかった妻が最近、クルマの運転練習を始めました。

子供ができたことで送り迎えなどの需要が増えたり、意識の変化もあってのことだと思います。

ということで付き添って運転のやり方を教えてるんですが、教えていると改めて色々気にして運転してたんだなっていうことに気がつきます。。

仕事柄、万が一にも事故ってはいけないので色々と教育されてるのもありますが…

いい機会なので、安全運転のために気をつけるべきポイントをいくつかピックアップしてお話しします。

運転に慣れてる人からすると、だいぶ基本的なことかもしれませんが…

安全運転のために気をつけるべきポイント

ハンドル操作の練習をしておく

最大でどれぐらいハンドルが切れるのか、自分でどれだけハンドルを切ったか把握しておくことが大事です。

これが分かってないと駐車のときなどに混乱してバタバタしてしまうので、感覚を掴むためにも何度も練習しておくといいでしょう。

ハンドルの切り方やカーブでの注意点については、下記の動画が参考になります。

個人的におすすめなのは、

  • 半回転回す場合はプッシュプル
  • 1回転回す場合はクロスハンドル

という使い分け。これで覚えておけば、自分がどっちに何回転操作したかも把握しやすいはず。

ちなみにこれ、僕が仕事で習ったやり方です。

死角の目視確認

右左折時や車線変更するときの操作は

  1. ウインカー
  2. ミラーで後方確認
  3. 目視で死角確認
  4. ハンドル操作

という流れになると思います。慣れてくると結構省略しがちなのが3で、ハンドルを切りながら目視している人もたまに見かけます。これだと死角にクルマやバイクが来ていた場合にぶつかってしまうので、しっかり目で見てからハンドルを操作するように心がけましょう。

クルマの死角については下記のサイトを参考にしてください。

http://qa.jaf.or.jp/drive/visibility/03.htm

また、自分のクルマの死角については、実際にクルマを止めて確認してみることをオススメします。

多段階停止

一時停止の標識や停止線は様々なところで見られると思います。一時停止を守らずに警察にしょっ引かれているクルマを見かけることも多いので、停止線を気にしている方は多いと思いますが、停止線で一旦止まれば確実に安全というわけではありません。

一時停止の標識の多くは見通しの悪いところにあると思うので、

  1. ゆっくり停止線付近まで近づく(自車の存在を知らせる)
  2. 停止線で一旦停止
  3. 左右を確認しながら少しずつ進み、必要に応じて停止
  4. 安全が確認できたら進む

という感じで、安全が確認できるまでは何度も停止しながら進むことをオススメします。特に住宅地は子供や自転車が飛び出して来たりするので、いつでも止まれるようにしておくことが大事です。

以下の動画も参考にしてみてください。

車間距離を十分にとる

安全運転の超基本ですが、意外と意識しないと出来ないかもしれません。

車間距離を取ることの主なメリットは

  • 追突を防げる
  • 渋滞を防げる
  • 煽り運転で捕まるリスクが減る

というところだと思いますが、急いでいたりすると車間距離を詰めがちになって、渋滞を引き起こしたり、最悪の場合追突してしまったりということもあり得ます。なので、車間距離を十分にとることはとても大事です。

具体的には、前のクルマが通過してから同じ地点を3秒後に自分のクルマが通過するくらいの距離がいいそうです。

個人的な持論ではありますが、前のクルマが減速したのに対してすぐにブレーキを踏まないと追突してしまうという場合は、車間距離を詰めすぎていると思います。特に高速道路や見晴らしの良いバイパスなどでは、速度が出ていたとしても車間距離がきちんと開いていれば、前のクルマが突然減速しだしても焦らずに対処できます。

まとめ

とりあえず妻に運転を教えていて、改めて大事だなと思った点をピックアップして書いてみました。

結局のところ、安全運転のカギは「いかに危険を予測できるか」(所謂、かもしれない運転というやつです)だと思います。

ただ、どこまで危険を予測できるかは経験的なところもある程度あるので、最初のうちは具体的なポイントとして、車間距離だったり、死角の確認だったり、一時停止場所での多段階停止だったりというところを気をつけていけばいいと思います。


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