アメリカからカナダに旅行してきた話

旅行
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11/24〜25とthanksgivingで休暇だったため、折角なので旅行してきました。

今回は、かねてより気になっていたカナダ方面へ。2泊3日でナイアガラとトロントに行ってきました。

アナーバーからナイアガラまでは車で4時間程度。先月行ったシカゴと距離的にはあまり変わりません。(シカゴの記事はこちら)

ただ今回は陸続きとはいえ国を跨ぐ移動のため、前回とは勝手が違う部分が幾つかありました。

なので今回は、そのあたりも踏まえて旅行の様子をかいていこうとおもいます。

カナダ入国〜ナイアガラへ

ミシガンからカナダへ入国

ミシガンから陸路でカナダに渡るには、デトロイト市内からWindsorに抜けるか、少し北に向かってPort Huronの方から抜けるかのルートになります。今回は行き帰り共にPort Huronの方を使いました。

まず橋を渡るのに通行量を支払い(クレジットカード可、ただVISAか masterだけだったような気がします)、橋を渡った先で空港と同じように入国審査を受けます。

管理官にパスポートを渡して、後ろに家族が乗っていたので窓を前後とも開け、簡単な質問(目的地、滞在期間など)に答えるぐらいでOKでした。

タバコとかアルコール持ってるか聞かれたので、持って行こうとしている人は要注意です。少量なら特に問題はなさそうですが。

高速道路でナイアガラ方面へ

入国したら、そのまま高速道路をずっと走ってナイアガラ方面へ向かうことができます。

カナダは速度表示がkm/hなので、アメリカからの入国の場合は要注意です。

車のメータも、アナログなら内側に小さくkm/hの目盛りが書いてあったり、デジタルメータの場合でもmi/hからkm/hに切り替えることができるはずなので、入国したら切り替えておきましょう。

カナダにはサービスエリアがある

どこにでもあるわけではありませんが、カナダの高速道路には日本でいうサービスエリアがあります。

中にはトイレの他、スタバやサブウェイなどの飲食店、ちょっとした売店などが入っており、さながら日本のサービスエリアのようです。

中でも売店の一部分に日本のお菓子がごっそり並んでて笑いました。笑

ロンドンで休憩

国境越えしたPort Huronからナイアガラまで200マイル(300km)ぐらいあるので、昼休憩のために一旦ロンドン(London)に寄りました。都市名は文字通り、イギリスのロンドンが由来らしいです。(wiki調べ)

特に策があったわけでもなく、大きそうな街やし何かお店あるやろ的な軽いノリで立ち寄ったんですが、ここはここでもうちょっと観光できそうかな?という印象でした。

ちなみにお昼はSmoke’s Poutinerie というチェーン店で、poutine というカナダのソウルフードみたいなものを食べました。

バリエーション豊富でしたがとりあえずtraditional なものを頼みました。サイズも大中小選べますが、midiumだとそこそこ大きいものがきます(写真はsmall)

うちから最寄りの店舗がロンドンなので、またそのうち行きたいですね〜。ロンドンぐらいなら日帰りできそう。笑

ナイアガラの滝周辺

かの有名なナイアガラの滝ですが、カナダ側はそのまんまNiagara Fallsという街にあります。日本でいう〇〇温泉っていうノリと同じでしょうかね。

滝周辺はホテルや飲食店が集まっていて、繁華街のようになっています。スタバを各ホテルに1店舗ぐらいの頻度で見かけたのはちょっと驚きました。どんだけあるねん。

ホテルから滝までレールウェイで一直線

今回泊まったのは、部屋から滝が見える Niagara Falls Marriott Fallsview Hotel & Spa です。

選んだ理由のひとつは滝が見えるってとこなんですが、もう一つは滝へのアクセスが楽な点。

ホテルの出口から下記の橋を渡って、さらにrailway(有料ですが)を使えば一直線に滝までアクセスできます。

ちなみにこの橋、神戸のビーナスブリッジよろしく南京錠をつけるといいらしいです

レールウェイは片道 2.66CAD, 5歳以下は無料です。

Falls Incline Railway
The Niagara Parks Incline Railway provides a fast & convenient link between the Fallsview Tourist area and our Table Rock Centre.

こんな感じで、レールウェイを降りて真っ直ぐいけば滝なので(でなければ迂回しないといけない)、利用した方が楽です。

ちなみに今回、行きは良かったのですが帰りが不具合でtemporary closedになってしまい、迂回ルートを歩いて戻る羽目に。

一応、バス停あるよとは言われたものの、railwayの乗り場からだと通りを挟んで反対側だし、いつ来るかもよく分からなかったので諦めて歩きました。。

滝の裏側に行ける”Journey behind the falls”

カナダ側で楽しめるアクティビティは幾つかあるのですが、そのうちの一つが滝の裏側に行けるというもの。

エレベータで水面近くまで降り、滝の内側にあるトンネルを通って滝面の裏側を見ることができます。

ちなみに、裏側に回らず表から近くで滝を見ることもできます。上の展望台からみるよりだいぶ迫力があります。

閉館時間ギリギリに行ったのでだいぶ暗かったのですが、ライトアップされていたり、人が少なかったりして、かえってよかったかもしれません。

ちなみに入場料は大人(13歳以上)が23.5CAD、子供(6〜12歳)が15.5CADです。チケットはオンラインでも買えます。

https://nf-ontario.secure-cdn.na.accessoticketing.com/packageDetails/1070/navItem/Attractions?_cid=463125484.1669315994&_ga=2.244978437.1675753298.1669566083-463125484.1669315994&_gac=1.185957211.1669590812.Cj0KCQiAsoycBhC6ARIsAPPbeLuy54hV_HFWEkvdTQIBxZ2u0JPehtdIpSCFjwyn2Ge348mGdwoApWUaAvokEALw_wcB&queueittoken=e_niagaraparks~q_c932e416-3cf6-4633-81bd-dd54eff0074f~ts_1669591053~ce_true~rt_safetynet~h_025fe53e08c9d998e58853c11c42ac09c501f802592c5d3c20d4ebd1e1571d6b

夕飯はホテルのレストランで

ホテル周辺にはいろいろ飲食店もあったのですが、ホテル内にもしっかりしたレストランはあるし、何より寒かったので夕食はホテル内で済ませることに。

Mortons Grille Niagara Falls: Niagara Falls Steakhouse
Casually elegant. Undeniably Morton's in Niagara Falls. This Niagara Falls Restaurant Offers Fallsview Dining and Luxury Ambiance Overlooking Niagara Falls.

予約してませんでしたが、家族3人、5〜10分ぐらいの待ちで入ることができました。

ホテルのレストランらしく、しっかりワインリストがあったり、そこそこのお値段するなぁとは思いましたが、雰囲気的には比較的カジュアルでドレスコードも無さそうなので、気軽に入れそうです。

滝が見える窓際のテーブルなんかもあるので、記念日にもいいんじゃないでしょうか。(うちはふつうのテーブル席でしたけど)

ナイアガラ〜トロントへ

アウトレットに寄ってみた

2日目はトロントへ移動の予定だったのですが、ナイアガラへの道中でアウトレットモールを見つけました。

この日はBlack Fridayでしたが、カナダは祝日でもないしまぁそんなに混まんやろ、と思っていってみたのですが…甘かった。笑

まず駐車場がなかなか空いていないのと、店舗にもよりけりですが入場制限がかかっているところもありました。

雰囲気としては日本のアウトレットに近いですね。長島とか土岐とか。歩いて回れたり、フードコートがあったり。アメリカだとGreat Lakesはこのタイプ(しかも完全屋内)でしたが、基本は歩いて回るよりも車で目的の店まで移動するようなところが多い印象だったので意外でした。

トロントまでの道のり

ナイアガラ〜トロントまでは高速で1時間半程度の予定でしたが、渋滞により2時間ほどかかりました。

区間にもよりますが、カナダの高速道路はだいたい100〜110km/h制限のところが多いようです。また、アメリカから来て感じたのは道路の状態が格段に良い

なので運転している感覚としては、日本の方が近かったかも。

High Occupancy Toll (HOT) レーン

高速道路を運転していると、一番左の車線にちょいちょい見慣れない標識が見えました。

おそらく別料金とかなのかな?と思って後々調べてみると、どうやら許可を得た車両用の車線らしいです。

High-Occupancy Toll (HOT) lanes
Learn about and apply for High Occupancy Toll (HOT) lane permits for the Queen Elizabeth Way (QEW).

許可を得るには別途申請の他、3ヶ月で180CAD が必要なようです。

トロント観光

アウトレットを出たのがお昼頃、ホテルに着いたのが15時ぐらい。

ディナーは早めの16時半から予約していたのですが、中途半端に時間が余ったのでその辺を散策しつつ向かいました。

なんとなく、日本人が多いような気がしますね。特に、留学生なのか若い子がちらほら。

ディナーでは生牡蠣を

予約していたお店はPearl Diverという、魚介類メインのレストランでした。

妻のリクエストである生牡蠣の他、野菜餃子、パッタイ(蟹入り)、キムチ炒飯をいただきました。…こう書くとあんまり魚介類食べてないな。笑

また、ご当地ものとしてWest Avenue Cider Houseのサイダー(お酒)をいただきました。いわゆるシードルかな?

醸造所・蒸留所ではクリスマスマーケットが開催

元々、地ビールを飲みに行くためにMill street brewery に向かっていたのですが、実際行ってみるとクリスマスマーケットの真っ最中でした。入場料は確か大人11CADだったかな?なかなか賑やかな感じで楽しかったです。

目的の地ビールはというと、Brew pubの方で飲み比べセットをいただくことができました。

予め決まった種類の飲み比べなのではなく、Flight として注文すると4つ好きな銘柄を指定できるというシステムでした。

今回は無濾過のラガー、珈琲豆を使ったポーター、伝統的なラガー、白ビールの4つを飲みましたが、それぞれ全く違う感じで美味しかったです。やっぱり白ビールは飲みやすいですね。

他にもスタウトとかフルーツビールとかあった気がしますが、お腹のキャパもわりと限界だったので、またの機会に。笑

朝食はおしゃれなカフェで

一夜明けて、朝食はホテルから出て、Sud Forno というカフェにいきました。

朝食はパンがメインなようで、3〜4種類のパン or グラノーラ+ヨーグルトのカップが食べれるようでした。

カフェといいつつ、パンだけ買って帰る人もちらほら居たので、パン屋さん的な感じなのかな?

昼食はチャイナタウンへ

アメリカに帰る前にチャイナタウンで小籠包を食べて来たんですが、ダウンタウンの方とは雰囲気が全く違っていて驚きました。ここまで中国語が並んでいると、カナダ感全くないですね。

お昼は Juicy Dumpling というお店で食べました。建物の地下にパブリックの駐車場があるので、止めてすぐ行けるのがいいですね。

小籠包自体は店名の通りジューシーで美味しかったです。他にも焼売と葱餅頼みました。

また、一品4〜5CADぐらいなのでだいぶお値打ち感ありました。

トロントにはチャイナタウンの他、コリアンタウンもあるそうなのでまたそのうち行ってみたいですね。

トロントからアメリカへ帰国

帰りはサービスエリアで休みつつ、基本往路と同じ道を帰って来ましたが、カナダを出る前に免税店に立ち寄ってみました。

Port Huronへ向かう橋の通行料を払ってゲートを通ると、右手に免税店があります。看板を見る限り年中無休で24時間営業してるそう。

覗いてみると、お酒の種類が豊富でした。カナディアンウイスキーであるクラウンローヤルにしても、見覚えのないバリエーションがあって興味深かったです。

免税店を抜けた後は40分ぐらい並んでアメリカの入国審査を受け、アメリカに無事帰国しました。

まとめ

2泊3日でカナダに行って来たので、体験したことを書いてみました。

アウトレットのスタイルにしろ、道路事情にしろ、ところどころ日本みたいだなと思うところがあり面白かったです。

けっこう気軽に出入国できることがわかったので、またそのうち行こうかなと思います。

 

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