モバイルバッテリーとしても使えるジャンプスターターを使ってみた

バイク
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バッテリーの電圧が低下、始動できなくなった

最近雨が続いたこともあり、元々あまり乗れていなかったR15ですが、久々に電圧チェックしてみると案の定、計測不能レベルに低下。。

バッテリって、放電終始電圧を割ると急激に電圧が下がっていくらしいですね。

さすがにこの状態では押しがけも無理です。バッテリを交換することなんだか勿体無いな…と思っていましたが、先日、Twitterで先輩がモバイルバッテリとしても使えるジャンプスターターをお薦めしているのを拝見。気になったので買ってみました。

せっかくなので、使ってみて感じたことをレビューしてみようと思います。

ポータブルジャンプスターターを使ってみた

内容物とカタログスペック

箱を開けてみると、本体、スマートクランプ、充電ケーブル(Type-C)、説明書、保証書が入っていました。

バッテリ容量は12800mAhあるらしいです。ダイソーで1000円する大容量のモバイルバッテリーで10000mAhなので、モバイルバッテリーとしてこの商品を見ても十分な容量があるといえそうです。

出力端子としてUSBが2つ付いており、片方はQC3.0に対応しているようです。Androidの製品なんかは急速充電に役立つかもしれませんね。

また、フル充電には4時間ほどかかるようです。上記ダイソーのバッテリが6時間かかるらしいので、容量の割に早いかも?

意外と多機能だった

今回の用途からいくと、モバイルバッテリーとジャンプスターターとしての機能があれば十分だったのですが、実は

  • 懐中電灯
  • 緊急脱出ハンマー
  • コンパス

という機能も備えています。上の写真はLEDライトを点灯したところ。iPhoneのやつより少し明るいかな?といった印象。

夜間とか暗い部分での作業の時にはいいかもしれませんね。iPhoneだとライトが付いているのは背面で、作業の際に固定するのが面倒ですが、こいつは側面にライトがあるので、作業する場所を向けて置いておけば使えそうですし。

緊急脱出ハンマーは流石に使っていませんが、バッテリ自体の質量もあるのか本体がそこそこ重いので、しっかり窓ガラスを割ってくれそうな予感はしてます。

バイクに繋いでエンジン始動

いよいよ本題のエンジン始動。まずはスマートクランプを本体に接続します。接続の向きがありますが、コネクタの形状が非対称になってるので差し間違えることはありません。

あとはクランプを車両バッテリの+と−に繋いでいつも通りエンジン始動させるだけ。

USB充電口とか、セキュリティーアラームとか、バッ直で電源取ってるものがあったので若干接続しにくい部分はありましたが、始動自体は普通にできました。電圧もこの通り。

この後、充電完了までに1〜2時間ほど走ったと思います。途中、電圧が12Vぐらいまで下がった(充電制御が入った)のに気づいたのが1時間くらい経った時点でした。

ちなみに、ジャンプスターターを使って始動してから5分ぐらいでエンジン切っても自力で再始動できるレベルにはなりましたが、やっぱりセルの回り方が弱々しかったので、始動した後はしっかり充電したほうがいいです。

まとめ

上記の内容を踏まえ、使ってみて感じたことをまとめると

  • 持ち運べるジャンプスターターとして便利
  • バッテリ容量も十分あるので充電用にも便利
  • 配線間違いなどのリスクもなく使いやすい
  • LEDライトは暗がりでの作業に便利そう
  • ハンマーとしても使えるので、車に積んでおくと非常用のアイテムとして使えそう

まぁ、総じていえることは、車に積んでおくと使いやすいのかなと思います。非常用アイテムとしてもそうですが、車中泊するときの充電用とか、そういう使い方もできるのでは?と思いました。

暫くジャンプスターターのお世話になることがないようにはしたいですが…とりあえずバッテリも充電できたので、これで一安心です。

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