11月もそろそろ終わりですね。
流石に最近は朝晩寒くなってきました。
そのせいか、最近子供の鼻水とか咳がけっこう気になってきます。
また、コロナも相変わらず猛威を振るってますがインフルエンザも気になってくる時期ですね。
これらの対策として、予防接種とか手洗いうがいなんかも勿論大事なんですが、部屋の加湿も結構大事になってくるようです。
乾燥すると咳がでやすい
ちょうど、子供の咳と鼻水が気になって病院で見てもらってきたのですが、言われたのは
- 暖かくしてるか?
- ちゃんと加湿してるか?
ということ。
空気が乾燥していると痰が固まって咳き込みやすいようです。
朝方に咳が多かったのですが、朝晩は気温が下がって空気が乾燥してくるので、そのせいなのでしょう。
うちの寝室はエアコンしか暖房器具がないので、エアコン暖房+加湿器で部屋の湿度低下を防ぐようにしたいと思っています。
インフルエンザと湿度の関係
インフルエンザウイルスの感染リスクは、湿度と気温に関係するという研究結果が報告されています。
https://www.uruorich.jp/common/pdf/influ_english.pdf
ざっと見た感じ、湿度や温度が高いほうが感染リスク(厳密には伝染)は低い傾向にあるようです。夏にあまり流行らないのはこのためですね。
そのため、部屋を暖めて加湿することはインフルエンザ感染の予防対策としても大切になってきます。
ちなみに、コロナウイルスのエアロゾル感染を抑えるためにも湿度管理が大事とのこと。先日理研から発表がありました。
加湿器の種類とメリット・デメリット
さて、部屋の加湿のためには主に加湿器を使うことになるかと思います。
(私の幼少期は石油ストーブの上にやかんを置いて加湿したりもしてましたが…)
ただ加湿器と一口に言ってもいくつか種類があるようなので、それぞれにどんなメリット・デメリットがあるのかを調べてみました。
スチーム式
タンクの水を加熱し、生じた水蒸気で加湿するタイプです。
加熱することで雑菌が繁殖しにくいのと、安定して加湿できるのがメリットだそうです。
一方、加熱することで消費電力が大きくなるため、電気代がかかりやすいのがデメリットになります。
超音波式
超音波で微細な水滴を放出し、加湿するタイプです。
アロマディフューザーなんかもこのタイプが多いですね。
加熱しないので火傷の危険がない、電気代が安いというのに加え、本体価格自体も安いというのがメリットです。
反面、加熱しないためメンテナンスを怠ると雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
実際、過去にはレジオネラ菌による死亡事例もあるようです。
とはいえ、最近では抗菌カートリッジ付きのものだったり、除菌できるものも出ていますし、そもそもメンテナンスをしっかりしていれば雑菌によるリスクは低減できると思います。
ハイブリッド式
ハイブリッド式の構造は2タイプあるようで、1つはタンクから吸い上げた水に温風を当てて効かさせる方式(加熱気化式)、もう1つは温めた水を超音波で霧散させる方式(加熱超音波式)。
加熱といってもスチーム式ではないため火傷の心配もなく、超音波式よりも雑菌が繁殖しにくくなっています。
ただヒーターが付いている分、超音波式よりも価格や電気代は高くなります。
まとめ
子供の咳やインフルエンザ、コロナの感染防止のためにも部屋の加湿は大切だということで、その理由と加湿器についてまとめてみました。
寒くなると体調崩したりしがちですが、温度と湿度管理をしっかりして体調を整えていきましょう。
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