育児しててふと思ったんですが、
「赤ちゃんの泣き声に傾向ってあるんかな?」
ということで調べてみたら、なんと泣き声から感情を判定してくれるアプリがありました。
「泣き声」を選択することで赤ちゃんの泣き声を録音する画面になり、録音が完了すると自動で判定してくれます。正解率は80%以上とのことらしいですが、果たしてどうやって正解・不正解を判定しているのか、どんなアルゴリズムを使っているのか、ちょっと気になりました。無料で使える機能なので、気になる方は使ってみるのもいいかもしれません。
このアルゴリズムと同じかどうかはわかりませんが、泣き声の周波数解析によって赤ちゃんの感情を推定するということに関して論文もでているみたいですね。
周波数解析による乳幼児啼泣の原因推定 | CiNii Research
上記論文の参考文献として、下記の論文も出ています。
A method of classifying baby cries using frequency analyses | CiNii Research
Automatic classification system of baby cries using frequency analyses | CiNii Research
概要を読む限りだと、周波数解析を用いることで、生後5〜12ヶ月の幼児に対して80%の精度で「眠気」と「空腹」を識別できたそうです。
また、5ヶ月未満の乳幼児は眠気による泣き声の周波数成分が高く、空腹と眠気を識別する閾値は月齢によって変化させる必要があるそうです。
ちょっとした思いつきで調べてみましたが、今後こういった感じで育児にも情報技術が応用されていくと便利ですね〜。
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